京都大学大学院薬学研究科

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くすりをつくる研究者の仕事 薬のタネ探しから私たちに届くまで

京都大学大学院薬学研究科

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759819311
ISBN 10 : 4759819312
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
304p;19

内容詳細

知りたい薬の世界がザックリわかる。くすりをデザインする。合成する。くすりが効く仕組みを追求する。くすりをつくるさまざまな研究の醍醐味を、第一線の研究者が解く。

目次 : 薬はどのようにつくられるのか―発見の歴史と開発秘話/ 薬を合成する―炭素の錬金術師/ 創薬ケミカルバイオロジー―自然に学ぶ薬づくり/ 薬の標的タンパク質の構造を決める―かたちから探る機能の仕組み/ 薬をいかにデザインするか―設計図づくりと分子の探し方/ 薬をはかる、タンパク質をはかる―質量分析からオミクス科学まで/ 薬が効く仕組みを探求する―イオンチャネルが拓く新しい創薬/ 体のなかを診る薬―放射性化合物を薬として使う/ 生体リズムと現代病―時計遺伝子を活用して治療する/ 体をめぐる薬の動きをあやつる―DDSでめざす効果的な投薬/ 生薬からの医薬品開発ものがたり―冬虫夏草からフィンゴリモドへ/ 薬は私たちに届くまで―薬をつくる・ちがいを知る・効果的に使う

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • seki さん

    タイトルのほのぼのさとは違い、かなり専門的な内容。薬を創りだす仕事の奥深さを知る。世に発売されている薬は当然、作用機序が分かっているものと思っていたが、効果は分かっているものの作用機序は分からないものが多くあるといことに驚いた。その作用機序を解明するために薬理学という学問領域があるとか。今はコンピュータで、薬の種(シード)のデータベース化や化学反応のシミュレーションができ、開発にかかる時間、費用も抑えられているらしいが、まだまだ人間の身体の仕組みの複雑さは手強いようだ。

  • CCC さん

    薬を作る側の人がなに考えてるのか知りたかったのだけれど、こりゃあむずかしい。考えが甘かったというほかない。でも当初の目的は果たせたと思う。こういうのは一般向けに噛み砕かれたものばかり読んでいた気がするので、ある意味いい薬になったかも。

  • 秤谷隼世 さん

    京大の薬学系研究科の教授たちが、アカデミアにおける創薬研究について語っている本。アカデミアの視点をざっくり眺めるには良書。ただ薬をつくるっていっても、開発の話とか、臨床試験の話とか、特許の話とかはほとんどなされていない。あとは、薬学部の学生とかじゃないとこのレベルの話は読めないんじゃないかなぁ。文系の人とかでいきなりこれを読んでも厳しい気がする。

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