冥談 幽BOOKS

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840132350
ISBN 10 : 4840132356
フォーマット
発行年月
2010年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,268p

内容詳細

怪しく美しい世界の狭間を描いた、シリーズ第2弾刊行。ほの瞑い怪談文芸作品の世界がここに。京極小説の先にある、もう1つの「核心」に迫る短篇小説集。怪談専門誌「幽」の連載に書き下ろしを加えた全8篇を収録。

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビューする。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 勇波 さん

    このシリーズの洗練された文章が好きです。「幽談」よりもさらに現実との境界が曖昧になってる。。気を抜いてると彼岸に持って行かれちゃいそう。最後の二編『予感』と『先輩の話』が印象に残りました★

  • 優希 さん

    体にまとわりつくようなねっとり感のある不気味な話が多い気がします。薄気味悪く儚い世界観。どの物語も誰かが見ているという雰囲気が漂いますが、だからこそ鳥肌が立つような感覚になるのだと思います。どことなく押し寄せてくる怖さもありますね。夜に読むと夢に出そうです。

  • 七色一味 さん

    読破。水さんご推薦の【裏・怪談本】企画第二弾、初京極夏彦さんです。 「冥」は「暗い、奥底、あの世」の意。そんな、逢魔が時に相応しい、昏く妖しい短編集は、ふくらはぎのあたりに氷を押し当てたような、少し遠い薄ら慄さ(さむさ)を覚える一冊。まるでクラシック音楽のように、主旋律が変化しながらくる返されるように一つ言葉が微妙に変化しながら繰り返され、それが、徐々に雰囲気をしずかに盛り上げていきます。

  • takaC さん

    じっくり読み込んでいるとなんかヤバい。

  • 財布にジャック さん

    表紙のこの幻想的な紫色が作品にぴったりで素敵です。幽談より、人間の過去や記憶を前面に出しているせいかちょっと現実的になってしまったのが残念!しかし、生きているのか死んでいるのか霧に包まれながらも、ドキドキと読み進めていくこの快感は凄いです。一番好きなお話は「柿」でしたが、「冬」の最後のセリフの「はなしかけるともっていくぞ」で何?何もっていかれちゃうの〜!誰か教えてください。怖すぎ。

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人物・団体紹介

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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