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ISBN 10 : 476642459X
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井筒を世界に知らしめた伝説の“エラノス会議”。老荘思想から禅仏教、華厳、儒教、水墨画、排句、シャマニズムまで東洋の思想を縦横無尽に語った全12回の講演録。『意識と本質』へと連なる思索の跡、待望の邦訳!
目次 : 老荘思想における絶対的なものと完全な人間/ 禅仏教における自己の構造/ 禅仏教における意味と無意味/ 東アジアの芸術と哲学における色彩の排除/ 禅仏教における内部と外部/ 儒教の形而上学におけるリアリティの時間的次元と非時間的次元/ 素朴実在論と儒教哲学/ 『易経』マンダラと儒教の形而上学/ 禅仏教における時間のフィールド構造/ イマージュとイマージュ不在のあいだ―東アジアの思惟方法/ 存在論的な事象の連鎖―仏教の存在感/ 天空の飛遊―神話創造と形而上学
【著者紹介】
井筒俊彦 : 1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。1959年から海外に拠点を移しマギル大学やイラン王立哲学アカデミーで研究に従事、エラノス会議などで精力的に講演活動も行った。1979年、日本に帰国。93年、死去
沢井義次 : 天理大学宗教学科教授。専門は宗教学・インド学・天理教学
金子奈央 : 公益財団法人中村元東方研究所・専任研究員。専門は宗教学・宗教史学
古勝隆一 : 京都大学人文科学研究所准教授。専門は中国古典学・中国哲学
西村玲 : 元公益財団法人中村元東方研究所・専任研究員。専門は日本思想史・仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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