三国志演義 4 講談社学術文庫

井波律子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062922609
ISBN 10 : 4062922606
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
672p;15

内容詳細

二世紀末、後漢王朝が崩壊する。群雄割拠の時代、魏、蜀、呉は「三国時代」に突入。千年の時を経て、膨大な「三国志」物語群、資料を整理・編纂。さらに、史実と虚構を巧緻に交錯させ成立した、驚異の物語世界『三国志演義』。本巻は、諸葛亮「出師の表」奏上、魏攻略戦と諸葛亮の死、そして蜀、魏、呉が滅亡、天下は晋に統一される。一大巨編の最終巻。

【著者紹介】
井波律子著 : 1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    遂に魏・呉・蜀が統一し、三国時代も幕を閉じます。驚異の物語が繰り広げられましたね。

  • 荒野の狼 さん

    三国志演義の第4巻。カバー写真は葛飾北斎画の諸葛亮(MAK-Austrian Museum of Applied Arts/Contemporary Art.Photograph)。全120回のうち91-120回を収録。本書は西暦225年から280年の55年間だが、諸葛亮の死が234年で第104回(p329)なので、本巻の約半分にあたる部分は、10年弱の出来事に割かれ、残りの部分は、駆け足で、三国時代の終焉までを描く。

  • たぬ さん

    ★5 P80「王朗は(諸葛亮からの手紙を)聞きおわると、怒気が胸につまり、ギャッと一声叫ぶや、馬から転落して死んだ。P444「司馬昭が急いでたずねようとしたとき、司馬師はギャッと叫び声をあげたかと思うと、目玉が飛び出て息絶えた。」P642「いっせいにドッと宮中に押し入ると、岑昏を膾切りにして、その肉を食らった。」3、4巻ではまた、晩年の劉備や趙雲が暗に「年上は無条件で敬え」というか、頑固な老害っぽくなっていってたのも印象的。

  • Pustota さん

    年表で見ると諸葛亮が死んでからが意外に長く、終盤は密度の低さを感じる。物語としては諸葛亮がヒーローであり、しかし史実で敗けが決まっているわけで、その中でいかに花を持たせるかというのが読んでいて面白かった。

  • k5 さん

    やっと読了!という感じではありますが、抜群に面白かった。遠い昔、岩波少年文庫で読んだとき、孔明の死後がけっこう面白かったように記憶していたのですが、たしかにドロドロしてて読みごたえがありました。特に蜀の滅亡編。漢中を攻略してノリノリの若い鍾会をだまくらかし、源義経並みの山越えで成都を攻略するケ艾。そして「劉備くらいにはなれるかも」という野心を見せる鍾会に取り入ってケ艾を謀反人に仕立て、蜀の再興を図る姜維。それらの思惑が、司馬昭の人間不信の前に破れ、誰も幸せにならない、ひどいけど夢中になれる話でした。

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