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逆説の日本史 27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎 小学館文庫

Motohiko Izawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094074741
ISBN 10 : 4094074740
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

歴史の真相を覆い隠す「朱子学」の害毒

『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたり連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。
文庫最新刊となる第27巻では、「韓国併合」の真実、「中華民国」成立への道のり、そして大日本帝国のターニングポイントとなった「大逆事件」、という3つの歴史トピックスについて光を当てる。
韓国併合の「元凶」とされ、いまなお韓国国民に憎まれ続ける伊藤博文は、じつは当初併合に反対していたという知られざる事実。そして、その伊藤を「義士」安重根が暗殺したことが、その後の日韓両国に不幸を招いてしまったという歴史の皮肉。
一方、「中国革命の父」と讃えられる孫文が辛亥革命を勝利に導いた陰には、多くの日本人援助者がいた。後に中華民国が大日本帝国の「ライバル」となってしまうのもまた、歴史の大きな皮肉と言えるかもしれない。
そして、いまでは多くの日本人が忘れてしまった大冤罪事件「大逆事件」こそが、じつは近代日本に多大な影響を与えた「歴史のターニングポイント」であった、という画期的考察を通して「明治」の終焉について分析。
今巻も冴えわたる「井沢史観」で、歴史の闇と真相に迫る。

【著者紹介】
井沢元彦 : 作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けやき

    韓国併合と中華民国建国に動く孫文、大逆事件について。歴史が現代史に近づくにつれ、きな臭くなってくるなぁ。

  • 九曜紋

    韓国と中国。日本にとっての隣国でありながら、なぜこんなにもつきあうのが厄介なのか。本書で語られる日韓併合、そして後の日本による中国への軍事侵攻という日本に責がある(とも言い切れないが)日本人が抱きがちな自責の念と、それをこれ幸いと歴史認識を外交カードとして利用する韓国と中国。著者のスタンスは過去から一貫してブレることはない。「日本による統治を経なければ韓国の今日の発展はなかった」という指摘がたとえ真実だとしても彼の国の国是が「反日」なので良き隣人にはなれそうにない。共産党一党独裁の中国は言わずもがな。

  • Mark X Japan

    韓国併合と辛亥革命、そして明治の終焉は乃木希典の殉死と大逆事件でした。いずれも、歴史を学び考える上で参考になることが多く、今号も珠玉の一冊です。☆:4.5

  • ソラ

    【読了】B これが全てとは思わないが(偏ってるところもあるかも)、別の見方が出来るのは良いこと。

  • yuki

    朱子学とマスコミへの批判は相変わらずだが、反省もしているところが面白い。日本の特殊性、孫文や大逆事件など、非常に興味深く読めた。久しぶりに読んで良かったと思う本だった。

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