逆説の世界史 1 古代エジプトと中華帝国の興廃

井沢元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093883474
ISBN 10 : 4093883475
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
336p;20

内容詳細

なぜピラミッドを造る技術を持つ文明が滅亡したか(第一章「古代エジプト文明の崩壊)、なぜ15世紀に最先端だった中国が六百年以上も停滞しているか(第二章「中国文明の力量と停滞」)他、文明の興亡の謎を解明。

【著者紹介】
井沢元彦 : 作家。1954年2月1日、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、TBSに入社。報道局社会部の記者だった80年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユウユウ さん

    ピラミッドをはじめとしたエジプト文明の謎、そしてなぜその高度な文明が現代に繋がっていないのか。 中国を中国たらしめているものは何であるのか。 これご正しいと思って、鵜呑みにしすぎるのも違うとは思うが、俯瞰的に巨視的に、そして自由な発想で語られる世界史は、新たな眼鏡を通して見るようで楽しめた。

  • しーふぉ さん

    世界史には疎いので読みやすい本で勉強したい。エジプトのピラミッドなヒエログリフについて、中国の儒教について。ピラミッドは王墓ではないという説は知っていたが、ヒエログリフが表音文字とは知らなかった。所々現れる中国蔑視は不快になる。

  • TheWho さん

    「逆説の日本史」の著者が、題材を世界史に広げて論述するシリーズ1巻目。著者が「逆説の日本史」で言い続けた歴史学の素人の目線で通史としての世界史に挑む一冊。まず古代に絶対的な繁栄と技術を誇った古代エジプトの歴史的停滞の謎と唯一現存する七不思議のピラミッド建造の謎を文字の起源や宗教観を交えて言及する。そして中華帝国に関しては、中華思想の源や中国人の根本思想の儒教の功罪を軸に現代に繋がる中国を解き明かしている。世界史の観点を現代まで繋げる論述は興味深く、本シリーズが今後どの様に展開するか楽しみに思える一冊です。

  • たんかれ〜 さん

    面白かったです。エジプト文明やピラミッドはまだまだ謎が多いけど、当時の国家秘密として記録に残さなかったからとの事。そりゃそうでしょうね。納得。中国については儒教(朱子学)に基づく考え方が根底にあり、現代の中国を理解する上で不可欠であることがよく理解できました。次巻も楽しみです。

  • kanaoka 56 さん

    逆説が、世界史視点に広がってきた。内容は、古代エジプト文明の崩壊と中国文明における朱子学の影響。 古代エジプトでは宗教観について触れ、宗教を知らねば歴史は語れない、という著者の姿勢を示す。興味深かったのは、魂の構成要素とされるシュト(人間の影)という存在。エジプトは太陽光が強く、くっきりとした影ができるため影に対して畏敬の念を深めたという。今から30年前、私はバックパッカーとして一人エジプトに向かった。求めていたのは、くっきりと大地に落とす自分の影だった。存在の感覚を求めたのだ。それは生きている証だった。

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井沢元彦

作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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