小説 友情無限 孫文を支えた日本男児

井沢元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048742290
ISBN 10 : 4048742299
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
19cm,429p

内容詳細

辛亥革命を起こし「中国革命の父」と呼ばれた孫文。映画事業で得た財を基に、孫文に莫大な出資をして辛亥革命の成就に寄与したといわれる梅屋庄吉。見返りを求めず、アジアの発展に身を捧げた2人の男の友情を描く。

【著者紹介】
井沢元彦 : 1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局記者時代の80年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。31歳で同社を退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓する。週刊ポスト連載の「逆説の日本史」は900回を超えてなお回を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 散文の詞 さん

    中国革命と孫文は、うっすらと知っている程度だったけど、その孫文を支えた梅屋庄吉という人物がいたとは、驚きだった。 政治的な問題もあるのだろうから、あまり詳しく書けない部分もあるのだろうが、それでも、歴史小説の深みは十分感じることはできた。 それにしても、出てくる人物のすごいこと。教科書に出てくる人のオンパレードで、それだけでも、なんだかお腹いっぱいになった。なかでも、トメ子の印象が一番残ってて、うるうるできた。 もし、孫文が総統になっていたら…。

  • ゆみねこ さん

    壮大な日中の近代史とも言うべき本。中国の民衆を救おうとした「孫文」と、彼を支援した日本人実業家「梅屋庄吉」。彼らがもう少し長く生きていたならば、あの悲惨な日中戦争も起きていなかったかもしれない。孫文の生前最後の神戸での講演『欧米は物質文明中心で、武力を持ってアジアを支配しようとした。それを覇道という。アジアは仁義と道徳をもとに、人を圧迫しない文化、それを王道という』という趣旨。これには感動した。結局日本も軍部が実権を握り覇道を持って中国を支配しようとしたことで孫文の理想も叶わず。意義ある読書。

  • グラスホッパー さん

    孫文が中国革命を行うのを支援した日本人梅屋庄吉が中心の物語。今は、歴史になったけれど当時は、必死の行動だった。庄吉が映画で財をなしたところが、印象に残った。井沢元彦、猿丸幻視行のようなやつ、また、かいてください。

  • Kaoru さん

    梅屋庄吉という商人と孫文の友情で革命を資金面で援助していく。史伝でなく小説と最後にあるが、逆説の日本史のような説得力が欠ける点が残念。

  • としえ さん

    図書館でなんとなく手にとった本。激動の時代を生きた中国の革命家・孫文と、彼を支援し続けた日本人・梅屋庄吉の話。あとがきに「小説であって史伝ではない」とあり、時代背景などはさらっと書かれているだけなので読みやすい。共感できる孫文の志に、生涯を通じて『我、挙財支援』の態度を貫き続けた庄吉が立派。元々の商才もあったからこそだろうが、革命の資金提供を約束し有言実行してしまうあたりがすごい。歴史に「もし」は無いが、それでも孫文や庄吉がもう少し長生きしていたら・・と思わずにはいられない。

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井沢元彦

1954年生まれ。80年、『猿丸幻視行』で第二十六回江戸川乱歩賞受賞

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