基本情報
内容詳細
生真面目すぎる商人、ドラ息子、度を越した吝嗇たち。越後屋は「現金掛け値なし」で大当たり、一方別の二代目は金を使い込んで勘当、物乞いに説教をくらう。元禄前夜、富を築き、また守らんとあがく庶民の姿を活写した、井原西鶴による町人物浮世草子の大傑作。人間の面白さと、お金の稼ぎ方を教えてくれる、江戸期以来のベストセラーを完全新訳。
目次 : 初午は乗てくる仕合/ 二代目に破る扇の風/ 浪風静に神通丸/ 昔は掛算今は当座銀/ 世は欲の入札に仕合/ 世界の借屋大将/ 怪我の冬神鳴/ 才覚を笠に着る大黒/ 天狗は家な風車/ 舟人馬かた鐙屋の庭〔ほか〕
【著者紹介】
井原西鶴 : 寛永19(1642)‐元禄6(1693)。俳諧師、浮世草子作家。『好色一代男』『世間胸算用』など
矢野公和 : 1943年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。文学博士。元東京女子大学教授
有働裕 : 1957年兵庫県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。教育学修士。現在、愛知教育大学教授
染谷智幸 : 1957年東京都生まれ。上智大学大学院博士前期課程修了。文学博士。現在、茨城キリスト教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かんがく さん
読了日:2019/02/07
いのふみ さん
読了日:2021/03/27
禿頭王 さん
読了日:2021/11/12
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人物・団体紹介
井原西鶴
1642(寛永19)‐1693(元禄6) 江戸時代前期を代表する俳諧師、浮世草子作者。大坂の商家に生まれる。39歳で、一日に4000句を一人で詠む「矢数俳諧」に成功して名声を得た。41歳時に浮世草子『好色一代男』を出版。当時の出版界に衝撃を与え、以降人気作家となる。52歳歿
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