教師の心が折れるとき 教員のメンタルヘルス 実態と予防・対処法

井上麻紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784272412266
ISBN 10 : 4272412264
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
166p;19

内容詳細

毎年、7校に1人の教員が精神疾患で休業する時代です。この本の著者は、学校教職員専門の病院に勤務する臨床心理士。10年以上にわたる、教員に特化したメンタルヘルスケアの経験から、ダウンしてしまう教員の実態と要因、教員に対するメンタルヘルスケアの実際、ダウンしないために/してしまった後に、本人と周囲ができること、などをまとめました。教員が疲れ果てる原因のひとつ、「保護者対応」のポイントも必見です。

目次 : 1 メンタルヘルスケアの現場から見える教員たち/ 2 教員へのメンタルヘルスケアの実際/ 3 効果的な対処とは?―いろいろな事例から考える/ 4 メンタルヘルスを維持するために―予防から受診の判断まで/ 5 ダウンしてしまったら―治療、職場復帰、再発防止/ 付録 保護者対応のポイント

【著者紹介】
井上麻紀 : 臨床心理士。公立学校共済組合近畿中央病院メンタルヘルスケア・センター副センター長。10年以上にわたり、学校教職員の専門病院で、教員に特化したメンタルヘルスケアや職場復帰支援をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    巻末の保護者対応が一番役に立ちそう。(1)敵と見なさない(2)訴えには種類がある、と思いをめぐらせながら聞く(3)初期対応が大事(4)本当は何を訴えたいのだろう?、と空想しながら聞く(5)こころは自由で(6)気持ちを短く伝える(7)目標・目的を共有しながら聞く(8)限界を設定する。

  • さなごん さん

    分かるボタンがあったら100連打したいくらい。休業した人のアフターフォローがあるのはいいな。これで行くとまだ私は大丈夫かな?でもがんばりすぎないでいきたい

  • mizshnami さん

    これは多くの仲間に読んでもらいたい。しかしながら、教員以外の方々からは学校は甘いなと思われるかもしれない。辛いことはきっとどの職場にもあるだろうし、公務員である教員は簡単にはクビにならないからね。ただ、初任者でも20年以上のベテランと同じ数の顧客(児童・生徒)を担当することは、他の仕事にない大変さだと思う。そして簡単に代わりが見つからないのが現状であり、法律によって多くの学校はギリギリの人員で運営していることが大きな問題だ。このことが改善されなければ、おちおち休んでいられないし精神疾患者も減らないだろう。

  • 純子 さん

    頼る、断るを苦手とする教員が多いとのこと。みんな忙しい。申し訳ない。とわたしも思う。けれど、それで急に立ち上がれなくなり休んでしまうともっと申し訳ないことになる。ということを今度こそ肝に銘じたい。自分ならできるというおごりや、人を信じられない気持ちが裏にある場合も多いとの指摘に、そういえば夫がよくわたしにそう言うなぁと。ここまできたらポンコツ以外の何者でもない自分を受け入れ、ポンコツなりに動き続けるため、教員でなくただの人として喜びを感じる時間を確保したい。けれど、読書、ほんとに続けられるのかな。

  • 小木ハム さん

    教員は『公的サービスx尊敬される仕事=逃げ場がない』。ダウンしてしまった具体的なケースと復帰方法について。毎年5000人超、7校に1人(200人に一人)が休職をしている現在。業務量の多さに加えて複雑な人間関係、現場は50代と20代の二極化しており転勤直後は相談できない&孤立化しやすい環境。ただの自分・弱みを見せられる時間、場所、人を確保するのが大事。『24時間教師』をやめること。一般企業にはメンター制度を設けている所もあるが、学校にもこうした半強制的にバディがつく制度があってもいいのではと思う。

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井上麻紀

臨床心理士。公立学校共済組合近畿中央病院メンタルヘルスケア・センター副センター長。10年以上にわたり、学校教職員の専門病院で、教員に特化したメンタルヘルスケアや職場復帰支援をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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