恋と禁忌の述語論理 講談社文庫

井上真偽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065139950
ISBN 10 : 4065139953
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
480p;15

内容詳細

大ヒット『その可能性はすでに考えた』『探偵が早すぎる』著者・井上真偽のデビュー作、ついに文庫化! 伝説はここから始まった!

【著者紹介】
井上真偽 : 神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』(本書)で第51回メフィスト賞を受賞。第2作『その可能性はすでに考えた』は2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席巻。続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
井上氏の作品は、ミステリと登場人物のバラ...

投稿日:2021/06/28 (月)

井上氏の作品は、ミステリと登場人物のバランスがとてもいいですね。『その可能性はすでに考えた』のキャラも登場しています。

sissy さん | 不明 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さばかん さん

    著者デビュー作にして第51回メフィスト賞受賞作の今作だが、名状しがたい世知辛い理由により3番目に文庫化される運びとなった。      三者三様の事件とその解答を検証していく今作。     正直普通にめちゃ面白なのに、不人気らしい。なぜ……。    花屋探偵メインで1本読みたいし、女子大生探偵メインで1本読みたいし、硯さんの正体も気になる。  こんなに読みたい要素満載なのに、全て放置して青髪探偵をシリーズ化してしまってしかも大人気。いや面白いけれども。是非ともですね、青髪以外の作品を書いて欲しいものですね。

  • koma-inu さん

    論理を究極まで高めた3短編+おまけ1編。数式を多用した論理展開がすごい。というか、ほとんど理解できない。が、各々の謎は分かりやすく解説されているため大丈夫です。イチオシは「トリプレッツと様相論理」。「その可能性はすでに考えた」の探偵が登場、その見事な推理を、真の探偵の硯が論理でひっくり返す。雪の足跡トリックは、○○ならではの内容であり、図解入りがステキです。こんなに頭痛いほど緻密な内容を、デビュー作によく持ってきたものです。そう考えると、次作以降は、やや分かりやすい論理になりましたね。

  • 星群 さん

    お気に入りの作家さんになりました。まず、硯さんと詠彦君のやりとりが面白かった。だから、詠彦君があんなことを考えてるなんて思いもよらず、最終章ではそう繋がるのかと、やや驚きました。博識な作家さんだなぁと思って読み終わり、巻末の著者紹介を見ると、なんとT大学卒業!益々今後が気になります!!

  • カノコ さん

    最初に言っておくと、わたしは数学が大の苦手だ。数TAで挫折した。なのに、どうしてこんなにも面白いんだ。大好きな井上真偽氏のデビュー作でありメフィスト賞受賞作。探偵たちが解決した事件を、美人学者の硯が数理論理学的に検証を行う。作中には、ミステリには似つかわしくない論理式や数式が数多く登場。文系人間からするとそれだけで怯んでしまうのだが、丁寧に一つずつ説明されるそれらの意味するところが事件の綻びを指摘していくと、最高に気持ちいい。これぞ井上真偽。人を選ぶかもしれないけど、ハマるとめちゃくちゃ気持ちいい怪作。

  • hnzwd さん

    文庫後発ながら実はデビュー作。論理的解決を論理的解決でひっくり返していくスタイルは、そのままに、探偵役には記号論理学を操る女性を配置しています。作中の記号論理学部分は、大学数学なので、、読書好きな層との親和性は低めかも。証明が正しいかを証明する、っていう新しい試みでした。解ると楽しいんですよ?続けてもらいたいもんですが、新シリーズ達がみんな好調なので、しばらくは無理かもなー

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

井上真偽

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』で第51回メフィスト賞を受賞しデビュー。2016年には第二作『その可能性はすでに考えた』が、第16回本格ミステリ大賞の候補に選ばれる。2017年、『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』が本格ミステリ・ベスト10の第1位に輝く。同年

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品