日本書紀 下 中公文庫

井上光貞

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122068940
ISBN 10 : 4122068940
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
570p;16

内容詳細

下巻は継体天皇から持統天皇まで、六世紀から七世紀にいたる時代。律令国家の形成に向けた重要な時期。隋唐からの制度・文物の流入の道が開け、乙巳の変、壬申の乱などを経て、天皇を中心とした国家の姿が立ち上がる。

目次 : 男大迹天皇―継体天皇/ 広国押武金日天皇―安閑天皇/ 武小広国押盾天皇―宣化天皇/ 天国排開広庭天皇―欽明天皇/ 渟中倉太珠敷天皇―敏達天皇/ 橘豊日天皇―用明天皇/ 泊瀬部天皇―崇峻天皇/ 豊御食炊屋姫天皇―推古天皇/ 息長足日広額天皇―舒明天皇/ 天豊財重日足姫天皇―皇極天皇/ 天万豊日天皇―孝徳天皇/ 天豊財重日足姫天皇―斉明天皇/ 天命開別天皇―天智天皇/ 天淳中原瀛真人天皇上―天武天皇/ 天淳中原瀛真人天皇下―天武天皇/ 高天原広野姫天皇―持統天皇

【著者紹介】
井上光貞 : 1917年(大正6年)東京生まれ。東京帝国大学文学部国史学科卒業。専攻は日本古代史、仏教史。東京大学教授を退官後、国立歴史民俗博物館の初代館長を務める。1983年(昭和58年)死去

笹山晴生 : 1932年(昭和7年)東京生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学教授、学習院大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ワッピー さん

    下巻に突入し、目的の帝紀までよろよろ読進。半島情勢、位階制度、神事のこと、たまに挟まる天災や怪事の記事を探しながら読む。歴史天文に詳しい方なら、けっこう気になる日食や彗星の話もあり。白い動物を帝に奉ると瑞兆として、それを献上した郡が免税になるということで、各地から白い動物が献上された記事が多いのか。通読してみて遷都の多さには驚きました。鼠の群の大移動、あるいは虫群の移動も散見され、それがリアルなものなのか、何かの暗喩なのかと妄想することも楽しい。ようやく通読ができたので、次は目的の時代の資料を探します。

  • はちめ さん

    とりあえず2種目の日本書紀終了。今後も日本書紀を読み進めたいが、古事記と比べると圧倒的に解説書が少ない。専門書はあるのかもしれないが、新書クラスの一般書は本当に少ない。解説書なしに理解を深めるのは難しそうだし、来月からカルチャースクールで日本書紀の講義を聞くことにしている。☆☆☆☆★

  • Hiroshi さん

    下巻は、継体から持統まで。継体から崇峻までが6世紀だ。天皇の実在性や系譜関係はほぼ書紀の記述は信じられる。ただ継体のあと安閑・宣化・欽明が相次いで即位したとの書紀の記述に対して、継体崩御後に欽明が直ぐに即位し、2年後にそれに反対する勢力が安閑・宣化朝を立て、5年ほど2つの朝廷が並立し、宣化の崩御により欽明朝に統一された見解も有力だと。武烈以後は説話的記事が無くなる。継体期は朝鮮半島の状況の記述が多い。欽明以後は、蘇我氏と物部氏との対立、物部守屋の滅亡、蘇我馬子による崇峻の暗殺が仏教信仰の巡る抗争がからむ。

  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺 さん

    ・下巻は上巻のようなスキャンダル的な叙述は減るものの、歴史ミステリー的な記事が多々あり、妄想を刺激して止まない。ほとんどが『古事記』にない叙述であり、その意味でも必読。 ・継体紀…「応神の五世の孫」+「母は垂仁の七世の孫」+「系図は不記載」+「記事に朝鮮半島関係が多い」+「大和に入るのに二十年かかった」これに加えて、「没年を『百済本紀』によって記した。しかもその記事には「この頃、日本の天皇・太子・皇子、皆死んでしまった」とある」って…「継体紀以降は信用できる」って?????????? →続く

  • ちぃ さん

    現代語訳。エピソード多彩。

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