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渡された言葉

井上一夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780718294
ISBN 10 : 4780718295
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

出版社に勤務すること40年、出会いの中で心に刻まれた言葉とは何であったか。エピソードの数々から、人と時代の熱気が浮かび上がる。

目次 : 「ここまで調べたけれどわからない」(青木和夫)/ 「“友だち”ではなく“友人”だった」(田中〓・佐原真)/ 「みんなが反対すれば止めさせられる」(阿波根昌鴻)/ 「『大往生』はラジオ本なのだ」(永六輔)/ 「工夫すべきことは果てがない」(六代目嵐芳三郎)/ 「見えない飢餓にボールをぶつける」(阿久悠)/ 「裏日本独立論はありえない」(古厩忠夫)/ 「“越境”する旅人の歌を追って」(姜信子)/ 「どの人の声もその人にしかない響きがある」(関屋晋)/ 「写楽が大先輩」(山藤章二)/ 「打ち合わせと称する酒席を重ねて」(矢野誠一)/ 「雑談のなかから作品は生まれる」(鈴木敏夫)/ 「勉強は楽しんでやるものだ」(井波律子)/ 「おどおどしながら、退かず」(小室等)/ 「だあれがいくさだなんてすもだば」(伊奈かっぺい)/ 寧楽の逸民―田中琢さんの身の処し方/ わびあいの里―阿波根昌鴻さんの生活と思想/ 『漫画映画の志』のこと―高畑勲さん追悼/ 『君が戦争を欲しないならば』―高畑勲さんのブックレットを読む/ 「伝える」ことを「伝わる」かたちに―永六輔さんの語りをめぐって/ あとがき

【著者紹介】
井上一夫 : 1948年、福井県に生まれ、新潟県、富山県で育つ。1973年、岩波書店入社。日本思想大系編集部、文科系単行本編集部、日本近代思想大系編集部、新書編集部をへて、1999年、営業部に異動。2003年から同社取締役(営業担当)となり、2013年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【「故きを温めて新しきを知る」(過去を過ぎ去った時代として冷たく捉えるのではなく、流動する歴史的現在としてホットな視点で捉え返すことで、今、ここの現実問題を明確に認識する)の精神で、「渡された」言葉を「渡したい」】岩波書店に勤務した40年、魅力的な方々と出会って本づくりを共にする中で、心に刻みつけられた言葉の数々についてのエピソードを紡ぐ書。2021年刊。<世の中が大きく変貌し、時代が変わっているからこそ、かつての経験は新たな色彩を帯び、いま考えるべき大事なヒントが含まれているのではないでしょうか>と。⇒

  • takao

    ふむ

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