めざせ!国内外来生物マスター 1 身近な外来生物問題を考えよう

五箇公一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577051986
ISBN 10 : 4577051982
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
48p;29

内容詳細

カブトムシやメダカも外来生物となっている? これはどういうことでしょうか。
「国内外来生物」とは、国内の生物で、本来はすんでいない地域に持ち込まれたものを指す言葉です。例えば、カブトムシがもともといない地域に持ち込んでそこで定着してしまったら、それは「国内外来生物」となってしまいます。外来生物はもともとそこにいる生物を減少させるなど、各地域の生態系を脅かす問題となっています。
また、外来生物に遭遇したときの対処のしかたや、生き物を飼育するときの心構えなどフォロー。遠い世界で起きていることではなく、自分ごととして捉え、環境への意識を高めます。
2023年に話題となった「条件付特定外来生物」など、現在の法令についても解説。
本書では、「国内外来生物マスター」をめざしながら、楽しく外来生物のことを学び、未来の自分たちの地球環境を守る意識をもたせます。

【著者紹介】
五箇公一 : 国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長。専門は、外来生物や農薬による生態リスクの研究。1990年に京都大学大学院修士課程修了後、宇部興産株式会社に入社し、農薬研究開発の仕事に就く。在職中に博士号を取得し、1996年に国立環境研究所に入所。著書多数。官公庁のプロジェクトにも専門家として関わるほか、メディアでも活躍し、外来生物問題への理解をひろめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遠い日 さん

    「国内外来生物」ということばに注目。国内の生物であっても、その生息地域から勝手によその地域に移す行為はいけないいうことをもっと知らしめてほしいです。生態系のバランスが崩れ純粋種がいなくなってしまう恐れがあるからです。「外来生物」は問題視されていますが、彼らは悪くないのに、そうなった原因を断ち切ることができない現状が歯痒いです。

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