シルバー・オクトパシー

五條瑛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198638108
ISBN 10 : 4198638101
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
365p;20

内容詳細

世の中には特殊手段を使って、表に出せない揉め事を金で解決するビジネスが存在する。シルバー・オクトパシーはそんな8人のプロフェッショナルの組織だ。脱北者の若い女性を手引きして日本入国を企図した韓国の老実業家が、入管で強制送還となった。女性を安全な先進国に出国させる依頼を受けていたシルバー・オクトパシー。老実業家は送還先で謎の死を遂げ、女性は入国後行方をくらませる。彼女を狙い、正体不明の連中が手段を選ばぬ追跡を始めた!違法すれすれの非常手段と情報網を駆使して、行方不明の脱北女性を追う。大藪春彦賞作家が活写する長篇ポリティカル・ピカレスク!

【著者紹介】
五條瑛 : 1999年『プラチナビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大薮春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆみねこ さん

    北への秘密の送金と脱北者のパスポート取得と出国を請け負った「シルバー・オクトパシー」。オーナーは表に出ず、8人のタコの足たちが活躍する。登場人物が多いのでちょっと混乱しながらもテンポの良い文章で楽しめました。女はしたたかだなあって思いました。

  • みんと さん

    8人で構成されるシルバー・オクトパシーはお金のためなら何でもこなす敏腕な揉め事解決のプロ集団。 脱北した女、セリの周りで起きた事件に他の組織や殺し屋などが登場、そこに家族愛なども絡みかなり読み応えのある内容となっている。 シルバー・オクトパシーのひとりひとりのキャラはそれ程目立つものではなく少し物足りなさを感じた。 シリーズ化して、個々に活躍の場を与えればもっと楽しめるのではないだろうか。

  • Rin さん

    【図書館】ぶれない五條ワールド。まずは題名に納得。そして依頼を確実に遂行すら信念と手段を選ばない姿が、ある意味で清々しかった。難民問題や脱北、拉致問題に政治、国際問題を絡め最後にそれらが繋がっていくので、飽きることなく読めた。日本の、世界の問題に政治の駆け引き、人権問題をしっかりと伝えてくるので普段、あまり意識しない大切な問題に向き合える機会もくれる。そして、今回は女性陣が本当にインパクトのある強さでした!特にサオリの貫きっぷりが憎めない。また「銀たこ」のメンバーに会いたいですね。

  • RIN さん

    五條さんの中ではライトでエンタメ色の強い、『ROMES』シリーズ系。あちらの世界に行ってしまった人たちの非情と無情がいっそ潔くてむしろ痛快。まんま、ドラマ化できそうなくらい銀タコの面々が個性的だが、内容が内容だけに関係各方面に差し障りがありそうで無理かな。拉致被害者が帰国できない背景に、もしかしたらこういうこともありそうな・・・。だとしたら悲しすぎる。五條さんの半島ものはいろいろな意味で興味深いが、これ、シリーズ化されるとしたらちょっと目先を変えた関係先で読んでみたい。そのものずばり、アメリカとか。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    大好きな五條先生の新シリーズ(かな?)面白かったです! 金のためなら何でもやる、汚れ仕事のプロ集団《シルバー・オクトパシー》。 頭である社長の下で働くのは、個性的な8人の足(社員)たち。 だから「タコ」なのね。 でも、ついつい『銀だこ』ってたこ焼き屋さんを思い出して困っちゃった(笑)。 北朝鮮からの脱北、拉致被害者、不法送金、半島情勢…等々タイムリーなテーマに惹き付けられ、それぞれの思惑や駆け引きにドキドキしながら楽しめました。 キャラでは、新人の鈴木君を応援したいな☆

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人物・団体紹介

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五條瑛

大学卒業後、防衛庁入庁。情報・調査専門職を務める。1999年に『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年に、『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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