海外版 百寺巡礼 朝鮮半島 講談社文庫

五木寛之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062768450
ISBN 10 : 4062768453
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
追加情報
:
15cm,228p

内容詳細

日本に仏教を伝えた国、韓国。五体投地の礼拝を繰り返す人びとの姿に私たちの知らなかった精神世界があった。海にそそがれる漢江の流れに、アジアをつらぬく一つの祈りを見に行こう。

目次 : まえがきにかえて―漢江の流れの先に/ 第1章 日本仏教のふるさとへ(最初の記憶、論山の地へ/ 日本仏教の“ふるさと” ほか)/ 第2章 半島が育んだ仏教(慶州への車窓から/ 新羅と白木村 ほか)/ 第3章 朝鮮半島への思い(体にしみこんだ韓国語/ ヌクテの鳴く寒村で ほか)/ 第4章 すべてはつながっている(自分だけの信仰/ 『無所有』の僧侶との出会い ほか)

【著者紹介】
五木寛之 : 1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、’04年には仏教伝道文化賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    タイトルは『朝鮮半島』ですが、内容は韓国に成っています。日本に仏教を伝えた国ということで、人々の姿や精神に知られざるものが感じられました。百寺といえども、仏教についての叙述が多い気がします。五木さんの心の旅なのでしょう。

  • y_u さん

    五木さんは幼少期日本の植民地下の朝鮮に暮らし、そこで敗戦を迎え、生きるか死ぬかの瀬戸際の生活を経験さている。さまざまな国の寺を訪ね、百寺巡礼シリーズとして本を出している中で、今回の朝鮮半島を取り扱った本書は、どこか他にはない熱く込みあげてくるような五木さんの思いが伝わってくる。本書で訪れている寺はすべて韓国なのだが、副題では朝鮮半島となっているところが大変意味深だ。あの戦争を含め、朝鮮半島の激動の歴史の中で根付いている仏教というのも大変興味深く読めた。

  • GAKU さん

    【メモ】韓国にある寺の90%以上は曹渓宗に属している。曹渓宗は戒律を守り修行に勤しむ禅宗である。

  • アルクシ・ガイ さん

    寺社や僧侶に割く紙幅は意外と少ない。仏教を語るということは、すなわち生活を語ることなのかもしれない。

  • Mark X Japan さん

    著者の宗教観には、心を打たれます。☆:3.5

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人物・団体紹介

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五木寛之

1932(昭和7)年福岡県生まれ。作家。早稲田大学露文科中退後、編集者などを経て『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊篇』他で吉川英治文学賞、『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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