読んで旅する世界の名建築 光文社新書

五十嵐太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334032371
ISBN 10 : 4334032370
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
追加情報
:
18cm,226p

内容詳細

日本の関西国際空港、マレーシアのペトロナス・タワー、パリのアラブ世界研究所など、21世紀の世界を代表する建築物を、気鋭の建築学者が豊富な写真を交えながら紹介。読んで、眺めて、楽しめる1冊。

【著者紹介】
五十嵐太郎 : 1967年フランス・パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。工学博士。現在、中部大学講師の他に、東京大学、東京芸術大学、横浜国立大学にて非常勤講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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五十嵐太郎の旅行記、エッセイと思って読め...

投稿日:2021/04/17 (土)

五十嵐太郎の旅行記、エッセイと思って読めば楽しめる一冊。 新書であるからしかたがないが、建築についての深い知識を学ぼうと思って読んだら、肩透かしを食うかも。 また写真の量も物足りなさを感じてしまうので、私はスマホで建物の画像を表示しながら読んだ。

カーク さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホークス さん

    2004年刊。当時30代の建築学者が古今の作品を巡った随想集。各編は短い。ゴシック建築と近代建築は似ていると言う。教化の為に高さを求めたゴシック教会は骨格を露出させた。一方の近代建築は構造そのものを表現として露出させ、結果的に両者は似る。表現も教化の一種だと考えれば面白い。パゴダの構造を見て、建築ではなく思想の模型化だと言う。なるほどと思った。巨大なビルは文明の成果、というより畏怖や畏敬を呼ぶ装置らしい。集団や空気を牽引する者と依存する者が、暴力による仮の平穏を是認するための象徴とも受け取れる。

  • 蛭子戎 さん

    著名な建築研究者である著者の旅行記として読める。世界を旅しながら各都市の名建築を解説してくれる。面白かったが欲を言えば建築を時系列で並べてくれたらもっと読みやすかったと思う。ポストモダン建築の後にルネッサンスが出てくると少し気持ちの切り替えに戸惑った。

  • ネムル さん

    ざざっと読んだ。極端から極端に走るような建築の多様性と雑多性を堪能。

  • misui さん

    旅行記なのか建築エッセイなのか振りきれない…。徒然っぷりがノイズなので適度に流しつつ気になるところを拾った。オットー・ワーグナー、ヨセフ・ホホル、サン・ロレンツォ聖堂、…「ハイテクでは、高度なテクノロジーを見せることが表現に直結し、力の流れを可視化しているのだ。」

  • fusameter さん

    口絵のカラー写真でないと建築物の迫力がない。建築物の凄さがあまり伝わってこない。それは建築の専門用語と歴史について知らないのと、一部の写真はあるが文章の説明ではデザインをイメージしにくいからだ。エンパイア・ステート・ビルだと思っていたのはクライスラー・ビルであることがわかった。 pp. 20 ファサード pp. 106 キューブ21

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人物・団体紹介

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五十嵐太郎

1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築史。現在、東北大学大学院研究科教授。2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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