ディザインズ 5 アフタヌーンKC

五十嵐大介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065174845
ISBN 10 : 4065174848
フォーマット
出版社
発売日
2019年11月22日
日本
追加情報
:
163p;19

内容詳細

自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招き、ついに物語は劇的なラストシーンを迎える!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bo-he-mian さん

    おっ、やっと書影の画像が上がったね読メさん(笑)。 ヒューゴー賞・グラフィックストーリー部門候補の最重要作(と、勝手極まりない決めつけ)なんだから、大事に扱ってちょ。という事で、時代の最先端を独走するプログレッシブ・ハードSF、ついに完結! 最終巻は丸々一冊が「オクダ邸最終決戦」だ。「カエル娘」クーベルチュールvs「イルカ少年・少女」ランとタオ、そして自身もHAだという事が前巻で明かされたオクダvs「イルカ少年」レッドとルウ。“100回闘って99回負ける相手”イルカ少年に対する、カエル娘の秘策やいかに!?

  • ぐうぐう さん

    ヒューマノイド・アニマルは、人によって遺伝子を設計された、言わば人の道具として開発された。しかし、優れた道具は、AIの例を出すまでもなく、人を脅かす存在となる。HAは、人の未熟さを露呈させ、同時に生物の可能性を知らしめる。その先にあるのは、進化の問題だ。そのような主題は、これまでも数多の漫画で描かれてきたが、五十嵐大介の『ディザインズ』が個性的なのは、その進化をひとつの舞踏として表現している点だ。それは漫画表現の可能性、つまりは進化をも兼ねている。

  • N島 さん

    一つの物語が終わり、無数の種が世界にばらまかれた。世界は閉じることなく、数多の可能性を孕みながら回り続ける。耳鳴りの如き止むことなき胎動を繰り返しながら。

  • JACK さん

    ☆ 遺伝子操作された生物が戦う異形どもの物語もついに完結。人間に似た生物兵器たちがオクダの屋敷で繰り広げる最終決戦。世界の食糧不足解消や、戦争のための兵器を作るためだけではなく、人間たちが暮らせる世界を宇宙へと広げるためにも遺伝子操作は終わらない。戦闘は終わっても狂った世界は続いていく。その先はどこなのか、いつか続きを読んでみたい。日本SFコミックの金字塔だと思います。

  • sonettch さん

    「あんたたちは、遺伝子組み換え作物と抱き合わせの農薬で農業生産の仕組みを支配する」「それは国家の政策を変えさせることができるほどの“力”だ。強力な兵器と同等のな」「食糧も兵器として使ってるのが、あんたたちだろ」

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