裁かれた絵師たち 近世初期京都画壇の裏事情

五十嵐公一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642084048
ISBN 10 : 4642084045
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;21

内容詳細

江戸初期、京都画壇には裁判に巻き込まれた絵師がいた。その詳細を検証し、現在の感覚とは異なる法理念や刑罰の実態に迫る。当時の法が絵師の生涯と画業に与えた影響を発見するとともに、作品理解にも役立つ注目の書。

目次 : プロローグ 理解できなかった三つの裁判/ 第1章 連歌師里村玄陳の遺産相続(里村玄陳の裁判/ 江戸時代の裁判手続/ 判断基準は何か)/ 第2章 狩野甚丞の遺産相続(狩野甚丞弟子と狩野甚丞後家の対立/ 裁判の経緯と真相/ 籠舎に留置するという裁可/ 影の主役 狩野長信/ 譲状の問題 土佐派の場合/ 譲状の問題 呉服商雁金屋の場合)/ 第3章 狩野山雪の借金返済(狩野山雪と狩野伊織の裁判/ 裁判までの経緯/ 裁判の顛末 ほか)/ 第4章 山本友我の詐欺(山本友我という絵師/ 友我が関わった事件/ 友我親子の裁判/ 犯罪の動機/ 転落の経緯)/ エピローグ 法のもとでの絵師たち

【著者紹介】
五十嵐公一 : 1964年、愛知県に生まれる。2007年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。兵庫県立歴史博物館学芸員を経て、大阪芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • skr-shower さん

    他地区図書館本。謎解きのよう。何でも記録が無いと後世ではわからないから。

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