御城の事件 西日本篇 光文社時代小説文庫

二階堂黎人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334790127
ISBN 10 : 4334790127
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
384p;16

内容詳細

秀吉が一夜にして築いたとされる墨俣城。家康は、そこに一夜で天守を造ってみせるという。一夜城伝説に隠された秘密に迫る「幻術の一夜城」。三方を海や川に守られた船上城で、客人が怪死を遂げた。なぜ水のない場所で溺れ死んだのか?名将・高山右近が解明に乗り出す「ささやく水」。日本各地の城を舞台にミステリー作家が競作する、書下ろしシリーズ第二弾!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • buchipanda3 さん

    時代ミステリ・アンソロジー。作家陣が本格ミステリの面々、それもひと癖ありそうな方々ばかり。中身も時代物としてのエンタメ性がありつつ、城を舞台とした不可思議な事件が盛り込まれ、どれも上手く仕上げられていて楽しめた。やはり怪しげということで忍者が大体出てくる。安萬:長編「滅びの掟」が面白かったが、こちらも人間味を感じさせる忍者の描き振りが良かった。岡田:仕掛けも巧いがこれは全部持っていかれた。森谷:水城作りの巧みさに感服。上手く活用。黒田:秀吉と家康の別の対決。二階堂:忍術連続バトルに伝奇ロマンで締めくくり。

  • 雪紫 さん

    東日本の後にはこちらも。ぶっ飛んだ作風はなりを潜め・・・まあ、締めの二階堂さんは忍術の点でぶっ飛んではいるか。好みは秀吉の一夜城再現の解釈を描く「幻術の一夜城」とキリシタンが絡む「ささやく水」。

  • ポチ さん

    西日本篇は全て実在した城を基にした話。帰雲城の事は別の作品で知ったが、その場所を見てみたいな。舟上城も興味を惹かれた。忍者の話が多かったがそれなりに楽しめた。

  • ふう さん

    私の場合やっぱり歴史ものだと余計な情報に気を取られミステリー集中できないかもと実感した西日本編。選ぶなら「ささやく水」 かなあ。「小谷の火影」のお市がなんだか嫌だったw

  • あここ さん

    そう言えば戦国時代と事件って言葉を結びつけたことがなかったなぁ。殺し合い騙し合いが普通やと思ってるからかなぁ。でも何や事件が起こると思ったらわくわく読めた。小谷城のどんでんが面白かった。他人の行動、先の先を読める人ってすごいよなぁ…全くそんな能力ないし魔法としか思えん(笑)右近さん、人を見る眼大丈夫ですか?どんだけお城の守り固めても怪しい人入り放題やないか。ええ人なんやろなぁ。忍者の戦いはちょっと苦手。自分は隠密なんか解らず勤めてるのが新鮮やった。忘れ去られてるんやろか仕事する時あるんやろか…存在が揺れる

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人物・団体紹介

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二階堂黎人

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作

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