戦国武将の手紙 角川ソフィア文庫

二木謙一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044092061
ISBN 10 : 4044092060
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

豊臣秀吉の妻おねの愚痴をたしなめる織田信長、自らの病をおして孫娘千姫の病気を気づかう徳川家康、本能寺の変ののち、親友に助力を請う明智光秀―。政治や軍事関係はもちろん、遺言状、家訓、趣味に関する内容や恋文の類など、多彩な書状をひもときながら、激動の時代の通史を概観。文亀元年(1501)の大内義興の書状から、元和2年(1616)の徳川家康消息まで、送付年月順の配列で、時代背景や戦などの出来事がよくわかる。

目次 : 1 乱世の幕開け―戦国時代を切り開いた武将(大内義興/ 北条早雲 ほか)/ 2 天下一統に向けて―信長上洛から本能寺の変へ(上杉謙信/ 浅井長政 ほか)/ 3 天下人、豊臣秀吉の時代―山崎合戦から秀吉の死まで(柴田勝家/ 前田利家 ほか)/ 4 徳川政権の確立―関ヶ原と大坂の陣(細川幽斎/ 石田三成 ほか)

【著者紹介】
二木謙一監 : 1940年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。國學院大學教授を経て、國學院大学名誉教授。豊島岡女子学園中学高等学校理事長。文学博士。専門は日本中世史(戦国史)。有職故実研究。NHK大河ドラマ「天地人」「江―姫たちの戦国」「平清盛」ほかの時代風俗考証を担当。著書に『中世武家儀礼の研究』(サントリー学芸賞、吉川弘文館)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • shimaosa さん

    地元の大名、大友宗麟の国崩し獲得したときの手紙や織田信長のおねに対する手紙。心暖まるものから謀略を感じさせるものまで。意外と皆さん筆まめですね。

  • ウィズ さん

    やはり今も昔も出来る人というのは、誰に対しても細やかな心遣いができるのだなというのが、織田信長の手紙を読んでみてかんじました。その他の手紙を読んでみてもやはり苦労の質も今も昔も普遍的だというのがよくわかりました。

  • カキ@persicape さん

    読みやすくて良かったんだけど、著者の武将の好き嫌いがほんのり伝わってきてそこは抑えて‼︎と思ってしまった(^^;; こいつ大っ嫌い‼︎とか人それぞれ意見あるだろうが、全否定して貶すことはしてはいけないと思う。(もちろんこの著者さんそんなことしてないので一般論として)どんな年表や逸話だろうがやはり先人は敬うべきだ。ここまで時代を経ても名が残っているのに良いところがひとつもないなんてそんなはずはない。そういう心持ちなので世間のイメージとは違った姿をみせてくれる手紙という史料が大好きだ。

  • 美亜希 さん

    時代毎に分け有名武将の手紙を読み下し文に解説を加えた一冊。一枚の手紙を紹介すると共にその頃の時代背景やその武将の人物像をわかりやすく説明している。やはり「手紙」というものはその人物がどんな性格なのかを浮き彫りにするもので、信長が部下の妻へ手紙を出してケアしたり孫の心配をひたすらする家康だったり、人間臭さが感じられる手紙は微笑ましい。個人的な意見だけど、筆者は三成あんまり好きではないのだろうか…。

  • かー さん

    信長の手紙で有名なおねへの手紙や光秀の手紙など、有名な手紙から様々な武将の手紙があった。感動的なものもあり、浅井長政が送った家臣への感謝状・義昭の過去の遺恨を感じさせないような優しい手紙など読んでいて面白かった。戦国武将は武力があれば良いのでは無くいかに部下をマネジメントしていくのか、交渉を上手くしていくのか。気配り力が武将の実力の一部になっているのだと感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品