ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光[岩波現代文庫]

亀山郁夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784006023713
ISBN 10 : 4006023715
フォーマット
出版社
発行年月
2025年08月
日本
追加情報
:
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内容詳細

ロシア革命、第二次世界大戦、スターリン独裁など激動の20世紀を生きた旧ソ連最大の作曲家ショスタコーヴィチ。その音楽は権力への迎合か、それとも密かな抵抗のメッセージか。没後五〇年、今なお激しい毀誉褒貶にさらされ、人びとを惹きつける音楽を作りあげた作曲家の人生の秘密に迫る、権力と芸術をめぐる人間ドラマ。

【著者紹介】
亀山郁夫 : 1949年栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京外国語大学名誉教授、名古屋外国語大学学長、世田谷文学館館長、日本芸術院会員。専門はロシア文学・ロシア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えすてい さん

    高校時代、アシュケナージが指揮する「森の歌」のCDを聴きまくり(お世辞にも上手い演奏ではなかったが)、楽譜も購入し、「森の歌」を(ほぼ)暗記した自分。高校の図書室にあった音楽之友社の井上頼豊の伝記を何度も読み一種の「森の歌オタク」だった自分。当時を後悔することは一切なく、今でも「森の歌」は好きな音楽の一つだ。楽譜の解説・井上頼豊本にはショスタコーヴィチをヨイショすることしか書かれない。だが、21世紀からのショスタコ関連本を見てショスタコの苦悩をつまみ食いしても、やはり「森の歌」は嫌いにはなれない自分だ。

  • pushuca さん

    天才ショスタコーヴィチ。しかし彼もまた運命に翻弄された一ロシア市民だったのだ。

  • ゆで卵/yuki さん

    ショスタコーヴィチと聞くとソ連時代の革命の歌を作った作曲家というイメージがあり、それもそれで間違ってはいないが、圧倒的な情報量とエピソードをもとにそれだけではないことを解説する本。思想に反する作曲をすれば最悪粛清されるというスターリン時代でショスタコーヴィチが「二枚舌」を使いどのようにして作曲で表現したか、、とにかくとても濃厚な内容でした。

  • tkm66 さん

    ・・こりゃ読むのが大変でした。

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亀山郁夫

1949年栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京外国語大学名誉教授、名古屋外国語大学学長、世田谷文学館館長、日本芸術院会員。専門はロシア文学・ロシア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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