我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと

乾き亭げそ太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797673951
ISBN 10 : 4797673958
フォーマット
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

新型コロナで急逝した「笑いの王様」――
その絶頂期を付き人として仕えた著者が語る「知られざる素顔」。
底抜けに優しく、笑いにはとことん厳しい天才の姿に感動!

2020年3月29日、日本から「笑いの王様」が天へと旅立っていった。
その名は志村けん――享年70歳。まだまだ、テレビに舞台に精力的に活動を続けていこうとしていた矢先に襲った新型コロナ。その第一報の衝撃はいまだに生々しい。
多くの大物芸人たちが司会や役者などの道を切り拓いていったのに対して、あくまでも「お笑い芸人」を貫いた師匠は、自分自身の「笑いの哲学」を語ることもほとんどなかった。
しかし、そんな口数少ない志村けん氏の毎日を付き人として7年間、朝から晩まで、海外へも同行した男がいた。鹿児島出身の若者・櫨木信一(はぜきしんいち、後に乾き亭げそ太郎)。
志村けん氏に憧れ、上京した櫨木は運良く、ドライバー兼付き人として採用される。
「笑いは正解のない世界だから、俺から教えることは何もないぞ」
その一言に新人・櫨木は「これこそが本物の芸人だ」と感動した。惚れた。。
若者から見た志村けんは、どこまでも優しい男だった。どんなに仕事上のミスをしても怒らない。「そういうこともあるさ」と飄々としていた。だが、「笑い」の上での間違いに対しては、徹底的に問い詰める。
「お前のやった役は端役のように見えるかもしれない。しかし、そんな端役にもきっと人生や悲哀があるんだ。そこを徹底的に考えろ。そうしたら答えはかならず見える」
櫨木はその教えを真正面から受け止めて育っていった。

<もくじ>
序章 動いてみれば、答えは出る
第一章 仰げば尊し
第二章 常識を知らなきゃ「非常識」はできない
第三章 芸人修業
第四章 やさしさのカタチ
第五章 いつか「だいじょうぶだぁ」と言ってもらう日まで

〈著者略歴〉本名・櫨木信一。1971年、鹿児島県生まれ。94年、志村けんに弟子入りし、7年間付き人を務める。97年から2016年までTV番組『志村けんのバカ殿様』に”メガネをかけた家来”としてレギュラー出演。
舞台『志村魂2』(07年)〜『志村魂10』(15年)出演。芸名の命名は有吉弘行氏と肥後克広氏。2010年から鹿児島でローカルタレントとしての活動を始め、現在は鹿児島テレビ『かごニュー』『見っどナイト』などで活躍中。かごしま漬物大使。温泉ソムリエ。

【著者紹介】
乾き亭げそ太郎 : 1971年、鹿児島県生まれ。94年、志村けんに弟子入りし、7年間付き人を務める。97年から2016年までTV番組『志村けんのバカ殿様』に“メガネをかけた家来”としてレギュラー出演。舞台『志村魂2』(07年)〜『志村魂10』(15年)出演。2010年から鹿児島でローカルタレントとしての活動を始め、現在は鹿児島テレビ『かごニュー』『見っどナイト』などで活躍中。かごしま漬物大使。温泉ソムリエ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tetsubun1000mg さん

    「乾き亭げそ太郎」氏は全く知らなかったが、志村けんの追悼本は不思議と目にしなっかたので選ぶ。 弟子というより運転手から付き人の退社から付き人を務めるようになった人という感じ。 でもすぐそばでコントや芝居を見てきた人ならではの画面を通していない「志村けん」さんの姿がの浮かび上がって切るので良い作品になっていると思います。 この本を書くに当たってダチョウ倶楽部の上島竜平が「師匠がくれた仕事なんだから受けないとダメだ」と言ったのがきっかけだそうだが、たまには良いことも言うんだな。私の主観では昭和の爆笑王でした。

  • nobu23 さん

    志村けんの元付き人から見た、志村けんの姿が書かれた本。 付き人卒業後もずっと関わりがあって、本当にいい人なんだなぁと伝わってくる。

  • nas さん

    図書館。やっぱ志村けん好きだったな。エピソードを読んでるだけで楽しい、もっと見たかったわ

  • モウ さん

    新聞は全紙取り、隅々まで読み、どんなに帰りが夜遅くなっても必ず映画を見て、30分前には現場に入る。飲むのは好きだが、健康には人一倍気を付けていた。同じ酔っ払いの役でも楽しく飲んだのか、辛い気持ちで飲んだのか背景を考え、演じる度に毎回違う。ずっと第一線で活躍し続ける人というのは努力や仕事に対しての姿勢がとにかくすごい。 この乾き亭げそ太郎さんは存じ上げないが、芸人としてずっとお仕事を続けているのは側でその仕事ぶりを見てきたからこそなんだろう。色んな芸人さんに可愛がられている様だし、人柄が素敵なのがわかる。

  • DSS さん

    ★★★★☆ そうそう便乗でいい。利用していい。弟子なんだから。リムジンの後部座席にナビを付ける志村。俺もそうするよ。 自分の事じゃなくちゃんと志村の事をしっかり書いてる。 付き人を7年。 残念ながら本人は全くの無名だ。 志村がコロナで死んだ時はショッキングだった。そんな感染症が流行るのかよって。 もう今じゃ誰もそんな思いはしてないだろう。

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乾き亭げそ太郎

1971年、鹿児島県生まれ。94年、志村けんに弟子入りし、7年間付き人を務める。97年から2016年までTV番組『志村けんのバカ殿様』に“メガネをかけた家来”としてレギュラー出演。舞台『志村魂2』(07年)〜『志村魂10』(15年)出演。2010年から鹿児島でローカルタレントとしての活動を始め、現在

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