「超」怖い話 仏滅 竹書房文庫

久田樹生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801908925
ISBN 10 : 4801908926
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;15

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    久田樹生(たつき)さんの怪談には難しい話もありますが、この占い師と僧侶の方から取材された怪談噺集は伝統的で判り易くてストレスなしで文句なく楽しめますね。『どーも』占い師の瀧本さんが休日思い立って妹と温泉へ出かけた時の事。車で途中、ある長いトンネルを抜ける事になり、妹は居眠りを始めトンネル入り口で時刻は午後五時で大体30分程度で着くだろう。…が走っても走ってもトンネルを抜けない。既に時刻は六時を回り一時間掛けても、まだ出口は見えず対向車も全くなかった。直進の道しかなく迷うはずもないのだ。どうもおかし過ぎる。

  • ラルル さん

    前半は女占い師の体験談、後半はとあるご住職の話になっています。断然後半が良いです。前半は…なんだろう、何かひっかかる感じ。タイトルの「仏」という文字も前半の占い師には関係ない気が。同じように「仏」傾向の怪談なら「怪仏」の方がいいかも

  • 澤水月 さん

    前半、占い師パートのスピ分・女子会風味(自分が女子高生当時ならともかく…)が本当に苦痛で投げ出したかった。同額でいいから前半部切り落としたいと思った程いつまでも読み終わらず。逆に後半のご住職の話は全て面白い。不思議にスピ部はたとえば伊藤美巳華さんら女性漫画家の雰囲気が強く、後半部は聖天さまの恐ろしさ修行話など永久保貴一氏の一連の取材漫画に題材や雰囲気も似ているように思えた。何にせよ本の題名が全く合っていないのはどうにかしてほしい。刀剣怪談といいちょっと最近…ちなみにお寺ものなら高田寅彦氏著書をお勧めする

  • やんも さん

    もし本書に『怪神』や『怪仏』と同様の内容を期待してしているのなら、おすすめしない。これまでが黒の久田ならば、本書を書いたのは白い久田。表紙とタイトルはまがまがしいが、内容は正反対と言ってもよい。女性占い師と住職に取材した奇談集でマイルド。怪談本と言うよりもスピリチュアル本であり、その手の話も好きな自分としては、タイトルと表紙を変えてくれればよかったのにと残念に思う。同系列としては加門七海や伊藤三巳華だろうか、それぞれのファンならなんとなくわかってもらえると思う。最後に一言「本書に恐怖を求めてはならない」。

  • 柊よつか さん

    良い本を読んだな。読了後、胸の中が清清しくなった。本書は、ある占い師とある僧侶、彼らの元に舞い込んだ依頼や彼ら自身が体験した、神仏にまつわる怪異で構成されている。〈神仏に祈る〉のではなく〈神仏を拝む〉とは何か。そこに主眼を置いており、いつもの実話怪談とは異なる趣だが面白い。語り手のお二人が真摯な好人物で、そこに真剣に向き合う著者がいて、清清しさの源になっている。語られた話はどれも興味深く、「道の彼方」「姫」「あの社宅」「執着」「お堂の裏」「聖天様」が特に印象的。今は載せられなかったという話も是非読みたい。

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人物・団体紹介

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久田樹生

1972年生まれ。九州南部を拠点に、実話怪談の執筆、実録怪異ルポ、ホラー映画のノベライズ等にて活動。怪談は現地取材をモットーとし、全国を駆け巡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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