原稿の下に隠されしもの 遠藤周作から寺山修司まで

久松健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305708304
ISBN 10 : 4305708302
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;19

内容詳細

ふたりの原稿の下には「禁秘」がある。そこには毒が仕込まれている。出自にからむあれこれがあり、卑下のなかに虚栄が香り、したたかな戦略もまた見え隠れ。そうした暗部にためらわず手を突っ込み、つかみあげたい―。引用な模倣に目を配り、その有様を具体的に検証することから、創造の原理を考える。

目次 : 第1章 原稿の下に隠されしもの―遠藤周作から寺山修司まで(遠藤周作から/ 寺山修司へ)/ 第2章 無名時代の寺山修司―「チェホフ祭」に至るまでの文学神童の歩み(小学校時代(昭和十七年〜二十三年)/ 中学時代(昭和二十三年〜二十六年) ほか)/ 第3章 遠藤周作の秘密―年譜から見えてくるもの(秘密の真価/ 秘密の淵源 ほか)/ 第4章 測深鉛をおろす―遠藤周作訳『テレーズ・デスケールー』を繰る(惚れこんだ作品/ 愛人訳の背景 ほか)

【著者紹介】
久松健一 : 東京、浅草生まれ。中央大学大学院文学部博士後期課程満期退学。現在、明治大学で教壇に立つ。NHKラジオ講師としても出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がんもどき さん

    遠藤周作と寺山修司を調べつくした本。なのだけれど、遠藤周作に多く紙幅を割いてる分、寺山修司の部分が乖離している印象を受けた。これは遠藤周作研究書として一本にまとめたほうがよかったのでは?寺山修司に触れたのはこの本が初めてだが、あまりいい印象を受けなかったので、自分は今後も寺山を読むことはなさそうだ。遠藤については予想以上に深く書かれていたのでまた改めてその著作を読んでみたいと思う。

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