Product Details
ISBN 10 : 4062903679
Content Description
瀬戸内寂聴、吉村昭、河野多恵子、津村節子、新田次郎ら錚々たる作家を輩出した同人誌『文学者』を主宰し、文壇の大御所として絶大な人気を博していた昭和二十年代後半『文學界』に連載され、異例の反響を得た名著。描写と説明から人物の描き方、時間の処理法、題の付け方、あとがきの意義、執筆時に適した飲料まで。自身の作品を例に懇切丁寧、裏の裏まで教え諭した究極の小説指南書。
目次 : 小説覚書/ テーマに就いて/ プロット(構成)に就いて/ 人物描写/ 環境に就いて/ 描写と説明/ 小説の形式/ リアリティに就いて/ 文章に就いて/ 時間の処理/ 題名のつけ方に就いて/ あとがきの意義/ 小説の書出しと結びに就いて/ 小説片手落論/ 初心者の心得/ 結論
【著者紹介】
丹羽文雄 : 1904・11・22〜2005・4・20。小説家。三重県生まれ。浄土真宗崇顕寺の長男。幼くして生母と離別。1926年、早稲田大学文学部国文科入学。同人誌「街」に処女作「秋」発表。32年、「文芸春秋」掲載の「鮎」が文壇出世作となり以降旺盛な筆力で流行作家となる。47年、「厭がらせの年齢」は流行語ともなった。芥川賞選考委員、日本文芸家協会会長を務める。文化勲章受章。後進育成のための雑誌「文学者」終刊にあたり菊池寛賞受賞。著書に『蛇と鳩』『蓮如』(共に野間文芸賞)、『一路』(読売文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Yakmy
読了日:2019/09/15
でろり〜ん
読了日:2019/02/01
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