日本語はどのような膠着語か 用言複合体の研究

丹羽一彌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305706706
ISBN 10 : 4305706709
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
201p;22

内容詳細

屈折語などタイプの異なる言語で開発された概念を借用せず、「足し算」的構造の資料から、帰納的に、日本語の枠組みや文法概念を明らかにする。

目次 : 1 日本語の膠着的構造(日本語の連辞的語構成/ 日本語動詞構造の形態類型論的位置づけ)/ 2 日本語の用言複合体(動詞述語語幹の構造/ 丁寧表現の構造と変化/ サ四動詞音便語幹と後続形式/ 二段動詞の一段下と一段動詞の五段下/ 中古和文語の動詞派生接尾辞‐ツ‐、‐ヌ‐―小説順位を巡って)/ 3 膠着語としての日本語の特徴(満洲語動詞述語の構造/ キリマンジャロ・バントゥ諸語から見た日本語の膠着性―動詞屈折形式における膠着型言語の類型的差異/ 印欧語の文法範疇と日本語の接辞)

【著者紹介】
丹羽一彌 : 信州大学名誉教授

品川大輔 : 香川大学准教授

黒木邦彦 : 甲南女子大学講師

田村建一 : 愛知教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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