Product Details
ISBN 10 : 4061386018
Content Description
真田信繁は、「大坂の陣で活躍した武将」として広く知られています。しかし、大坂入城から討死までは、彼の人生最後の八ヶ月間にすぎません。それ以前の活動は、置き去りにしてよいものでしょうか?また、「幸村」という名をはじめとする、軍記物由来の情報も史実と勘違いされがちで、結果的に不確かな信繁像が流布してしまっているのが実情です。そこで本書では、信繁が出した全一七点におよぶ書状を道しるべに、彼の足跡を辿りなおしたいと考えます。軍記物など後世に編まれた「二次史料」ではなく、書状という「一次史料」を丹念に読むことで、多くの新知見を得ることができるでしょう。誰も知らなかった、信繁の素顔に触れる旅がはじまります!
目次 : 第1章 史料を読むということ(古文書とは何か/ 一次史料と二次史料―「史料批判」という作業 ほか)/ 第2章 少年期の書状(元服前の信繁が出した平仮名書きの書状/ 木曾に人質として行った理由 ほか)/ 第3章 秀吉馬廻時代の書状(原本が新発見された文書/ 「信繁」署名の初見文書と小田原合戦参陣 ほか)/ 第4章 丸度山配流期の書状(丸度山への配流/ 年次比定と信繁の入道 ほか)/ 第5章 大坂の陣時代の書状(徳川からの寝返り工作/ 大坂冬の陣の終結 ほか)
【著者紹介】
丸島和洋 : 戦国史研究者。1977年大阪府生まれ。2000年、慶應義塾大学文学部史学科卒業。2005年、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。古文書学・史料学に軸足を置いた戦国大名論を専門としている。現在、国文学研究資料館特定研究員・慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2016/09/25 (日)
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
望月衣塑子そっくりおじさん・寺
読了日:2016/12/28
buchipanda3
読了日:2016/12/18
さとうしん
読了日:2016/10/07
amabiko
読了日:2016/10/28
とろろ
読了日:2017/05/01
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .


