デフ・ヴォイス 1 創元推理文庫

丸山正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488422240
ISBN 10 : 4488422241
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

元埼玉県警の事務員だった荒井尚人は、再就職も決まらず、アルバイトで深夜帯の警備員をする日々。子供の頃から、ろうの家族と聴者との間で通訳をこなしてきた荒井は、やむをえず手話通訳士の資格を取得する。手話通訳の仕事をスタートさせた最中、警察事務員時代にかかわった事件の被害者の息子が殺害される。容疑者として浮かび上がったのが、あの事件で逮捕されたろう者だった‥‥。ドラマ化で話題沸騰中の〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第一弾を創元推理文庫版で贈る。

【著者紹介】
丸山正樹 : 1961年東京都生まれ。早稲田大学卒。シナリオライターとして活躍ののち、2011年、松本清張賞に投じた『デフ・ヴォイス』でデビュー。21年『ワンダフル・ライフ』で読書メーターOF THE YEAR 2021に選ばれる。22年『龍の耳を君に』が第17回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅 さん

    創元社文庫版として改訂されたので、既読の文春文庫版と比較しながら再読した。こういう読み方をしたのは初めて。主に“聴こえ”に関連する名称について細かくとても丁寧に手が加えられているのが分かった。また、荒井や周りの人との手話のやり取りも、わずかに語尾に変化が見られ、それぞれの言葉尻から受ける印象に僅かな差があるが、もちろん物語そのものには影響は無い。とてもいい手話通訳士を見つけたことに嬉しがる益岡の様子がより分かるシチュエーションに書き換えられているところ等、よりピントが合って場面が見えてくる感じがした。

  • うさぎや さん

    1巻。手話は2種類あるというのは初めて知った。

  • ツバサ さん

    障害への理解を深めつつ、ミステリとして最後まで引っ張る魅力がある。

  • ぬ。 さん

    文春文庫版を読んだのはずいぶん前だけど、ドラマ版が記憶に新しく、そちらと比較しながらの再読って感じだった。同じ表紙で揃えられて良い。

  • yamasiy さん

    面白かった。続編も読みたい。

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