昆虫はもっとすごい 光文社新書

丸山宗利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334038755
ISBN 10 : 4334038751
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;18

内容詳細

アリと共生する昆虫が専門の人気学者・丸山先生、無類の虫好きでお馴染み養老ハカセ、生態が謎だらけの寄生虫研究者・中瀬クンによる夢の“虫屋”トリオが、昆虫ワールドの魅力を語りつくす。アリの匂いや動きを真似て巣に居候しタダ飯を食うハネカクシ、交尾のためにわずか数十分の命を懸ける雄と寄生先から一生外に出ない横着な雌のネジレバネ、何の意味や役割があるのか全く分からない奇妙キテレツな形をしたツノゼミ…。小さき生き物の多種多様なあり様から、彼らを取り巻く植物や自然環境まで、虫屋の白熱トークは縦横無尽に展開。面白さ太鼓判!

目次 : 第1章 昆虫の面白すぎる生態(なぜ今、昆虫なのか?/ すべてが謎のネジレバネ ほか)/ 第2章 社会生活は昆虫に学べ!(認めることから始まる/ 子孫を残せない働きアリの悲哀 ほか)/ 第3章 あっぱれ!昆虫のサバイバル術(交尾だけに生きる数十分の命/ 昆虫の性は多様 ほか)/ 第4章 昆虫たちの生きる環境は今?(コンビニが昆虫の生活を乱す/ 「清潔化」で虫が減った ほか)

【著者紹介】
丸山宗利 : 1974年東京都出身。九州大学総合研究博物館助教。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。アリと甲虫の研究が専門

養老孟司 : 1937年鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。専門は解剖学。無類の昆虫好きで、暇さえあれば昆虫採集に出かける

中瀬悠太 : 1985年三重県出身。国立科学博物館特別研究生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。ネジレバネという生態がほとんど明らかになっていない寄生性昆虫と、その宿主である虫の研究が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とも さん

    丸山さんの昆虫の話とても面白い。寄生と多様性。昆虫ってすごいって本当に思う。昆虫ってわからないことがすごく多くて、宇宙人みたいってずっと思ってた。昔の映画で、「燃える昆虫軍団」?でお尻から発火するゴキブリが大量発生して人類がパニックになる話思い出した。

  • おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄) さん

    二番煎じかよっ!とおもて薄目で読んでみたところちゃんとしっかり面白かった。反省。やっぱ心の底から好きな事を語るとき言葉は輝きますね。 虫らぶ❤️が行間から溢れでてきて羨ましい限りです。昆虫好きにも色々派閥あんねんなこれ。硬い甲虫はカッコいいけど柔らかい芋虫的な虫は嫌いっ‼︎てストレートに言ってしかもみんな賛同してて驚き。 まぁ虫も人に好かれたいわけじゃ無いしね「可愛い〜❤️」とかいって棒で突かれるより「キモっ!」て思ってどっかいってくれた方が嬉しいんだろう 多分。芋虫じゃないから詳細分からんけど

  • ミツツ さん

    面白い。御三方の対談形式で語られる昆虫はその領域だけにとどまるものではなく人の生活や自然環境などなど数多の事象と切っても切れない関係であるとわかる。そんな虫屋の彼らにも苦手な虫がいるというので笑えたりもします。現代のお子さま達はこういう事を学んだ方がいいのではと思う。いい歳した私が楽しいのですから。

  • tom さん

    丸山さん体験の三冊目。養老孟司との対談本。申し訳ないが、養老孟司の喋りは面白くない。どうせ対談本にするのなら、私が敬愛し、この本にも写真を多数提供している小松貴さんを加えて、昆虫偏愛者で現役バリバリの人の対談本にしてくれた方が、よほど楽しめたのではと。よって残念本。

  • えっくん さん

    ★★★☆☆前作の著者(丸山先生)、解剖学者(養老先生)、寄生虫研究者(中瀬先生)の虫に関する鼎談記録。虫好きな3人が集まれば話が尽きることがないくらい虫三昧な本です。巨大建築、結婚詐欺、農業、ヒエラルキーなど「人間がしていることは、すべて昆虫がやっている」という言葉に多様な昆虫世界に驚かされます。昨今は環境の変化に適応できなかったり車に激突して死んでしまう昆虫も多いとか。養老先生曰く、「これが甲虫事故だ」(笑)。蚊の飛来音が不快に感じるよう聞き取れるのも人類の進化の表れではないかという仮説も印象的です。

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