中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

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中銀カプセルタワービル 最後の記録

中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794225597
ISBN 10 : 4794225598
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
204p;20X23

内容詳細

114カプセル、写真400点以上を収録する決定版。これまで見ることの出来なかった多数の内部を撮り下ろした写真に加え、実測図面、論考(松下希和、鈴木敏彦)、対談(黒川未来夫×八束はじめ)を収録。もう二度と見ることが出来ない日本建築史上最高傑作の、最後の姿に刮目せよ。1972年の竣工から50年、名建築の終局。

目次 : A TOWER(実測図面/ 論考「中銀カプセルタワービル―半世紀の先へ」)/ B TOWER(実測図面/ 論考「未来のホモ・モーベンスの住まいとは」)/ COMMON AREA/EXTERIOR/ 対談「中銀カプセルタワービルを総括する」/ Capsule House K/ Capsule Style

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    あんコさんのおすすめ本。黒川紀章が作った代表的なメタボリズム建築:中銀カプセルタワービルの記録本。色々な部屋が紹介されていて面白い。特別凝った感じはないもののどことなくレトロ未来感があるB1004が好き。すぐ隣の窓を見えなくする工夫も簡単だけど効果あり。

  • とよぽん さん

    読友さんの感想で中銀カプセルタワービルという建築物を初めて知った。こんな面白い発想で建てられた空間、実際に住んでいる人の写真もさまざまで感心した。取り壊されるのは惜しいけれど、この延長・発展的なカプセルタワーがいつか造られたらのぞいてみたいと思う。

  • つーこ さん

    外観は何度となく見てきたが、部屋の中を見たのはこれが初めて。狭く限られた空間が、逆に自分の世界を作るのにはもってこいだったのかも。これは芸術作品だと思うので、世界中の美術収集家から購入希望が殺到するのもうなづける。銀座からは姿を消すが、世界中の美術館などで語り継がれる価値のある建物だ。

  • シフォン さん

    2022年竣工50周年の中銀カプセルタワー、解体が始まってしまったが、メタボリズムの思想に基づき25年毎にカプセルを交換するコンセプトだった。10平米に円窓のカプセル空間、140のカプセルたちの最後の記録が写真で紹介、リフォームされた素敵なカプセルだけではなく、壁紙が剥がれ、腐食してしているカプセルも一部載せている。ホモ・モーベンスの住まいという考え方は、進んでいくのではないかと思う。今後のカプセルKや次回の大阪万博でカプセルの使用に期待したい。

  • ゆか さん

    見たいと思いながら、計画をたててまで見ようとしなかった中銀カプセルタワー。実際に見たのは、パナソニック美術館からの道、やたらにカメラを構えている人達がいて、なんだろうと振り返ると、中銀カプセルタワーであり、取り壊し前日であったことを、次の日のニュースで知った。埼玉の美術館の公園に、このカプセルがひとつ置いてあることも、一度目の美術館の訪問時には知らず、二度目の訪問時に展覧会の内容で知ることができた。この本では、実際に暮らす人達の写真と、老朽化された部分とを見ることができる。カプセルハウスKの茶室も見たい。

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