中国怪談集 河出文庫

中野美代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464923
ISBN 10 : 4309464920
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;15

内容詳細

人肉食、ゾンビ、神童による宇宙図鑑、中華マジックリアリズムの代表作、中国のシェイクスピアによる短編、イギリス人実業家が刊行した石版印刷の画報、そして『阿Q正伝』まで。怪談の概念を超越した他に類を見ない圧倒的奇書が今よみがえる!中国の真髄に触れる、かつてない異色のアンソロジー!

【著者紹介】
中野美代子 : 1933年生まれ。北海道大学卒。北海道大学名誉教授

武田雅哉 : 1958年生まれ。北海道大学卒。北海道大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    中国の怪談アンソロジー。編者二人の力量が只事じゃない。狭義の怪談こそあまり収録されてい無いものの、文字通り人を喰った話から始まり、悲惨を極める占領下の記録にサルマナザールの記録、新聞記事から「阿Q正伝」果ては天安門事件の「公式」報道と、虚実が入り混じり、現実幻想の皮膜は破れ、互いが互いを侵食したようなそんな話ばかり。読んでいるうちに茫漠としてきて、何となく中国を感じられるような気さえする。一番恐ろしいのは「北京で発生した反革命暴乱の真相」だけど、サルマナザールや「宇宙山海経」等壮大な法螺話もまたいいな。

  • one_shot さん

    半村良の「能登怪異譚」なんかが大好きな怪談アウトサイダーには垂涎のアンソロジーではないだろか。ストレートに人肉食を扱った「人を喰った話」から始まり魯迅の「阿Q正伝」(なぜっ⁈)そして掉尾を飾るのは天安門の真実として書かれた当時の人民日報の大本営記事「北京で発生した反革命暴乱の真相」。どの短編も奇妙な味があり捨てがたい逸品揃いだ。しかし、一番恐ろしいのは「恐怖」という通念に牙を剥く編纂者二人の狂いっぷりかもしれない。

  • Kaisla Metsälä さん

    『怪談』でこのラインナップおそれいる。縛りもなく枠もなく、まさしく怪しき談りばかり。カニバリズム趣味はないけれど、たぶん。それら文字列を目にすると手に取らずにおれない『人肉を食う』。これが一本目にあることで購入決定。電波系も時代を経ればファンタジー『台湾の言語について』『宇宙山海経』ゆかいゆかい。『五人の娘と一本の縄』とソフィア・コッポラのヴァージン・スーサイズに関係はあるのかないのか。乙女の純真と厭世は洋の東西問わず仄暗い憧れを象徴するテーマなのだろうね。好きよ。

  • 韓信 さん

    「中国怪談集」といわれて想定するような志怪伝奇の類ではなく、食人や虐殺の記録、点石斎画報や魯迅の小説、近現代のSFやマジックレアリズム小説など、どちらかといえば人間の恐ろしさや不思議、想像力の飛翔を描いたアンソロジー。極めつけが天安門事件に関する共産党側の公式見解というブラックジョークのようなチョイスに笑ってしまうが、昨今の香港のデモの暴徒化を鑑みると、政府も人民も互いに食い合うゴーストのようである。

  • Kotaro Nagai さん

    本日読了。中国の怪談といえば「聊斎志異」や唐宋伝奇ものといったゴーストストーリーを思い浮かべるが、本書にはそれは収録されていない。編者によればあえてそういった作品を外したということ。その中で魯迅の作品が二つ「阿Q正伝」と「薬」が収録されている。ひねったアンソロジーであるが、「ひねりすぎ」という印象。どう読んでも「怪談」とはとても思えず、編者の後書きを読んでもどうも納得できない作品が多く、個人的には、「聊斎志異」のような作品で、本邦初訳で発掘した作品を収録してもらいたかったというのが正直な感想。

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中野美代子

1933年生まれ。北海道大学卒。北海道大学名誉教授

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