庶民に愛された地獄信仰の謎 小野小町は奪衣婆になったのか 講談社プラスアルファ新書

中野純

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062726641
ISBN 10 : 4062726645
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
追加情報
:
18cm,198p

内容詳細

地獄を身近に信仰する文化を持つ国、日本。本書では、閻魔堂・地獄巡りなど珍名所の数々から、「小野小町は奪衣婆説」など珍逸話も紹介。地獄の謎を楽しみながら、日本人の粋な「適当さ」を探る。

【著者紹介】
中野純 : 1961年、東京都に生まれる。体験を作り、体験を書く、体験作家。幼いころから野山を駆け回り、夜空や闇夜に魅せられて育つ。「金比羅山ムーンライズ・ウォーク」「本所七つ闇」など暗闇を主体にしたイベントを企画、案内する、闇歩きガイドとしても活躍中。私設図書館「少女まんが館」の館主でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさ さん

    著者の奪衣婆愛に溢れた1冊でした。実はもっと踏み込んだものを期待していたので表題には不満があるものの、全国…主に東京かな…の奪衣婆紹介がありこれはこれで興味深い。京都の補陀洛寺の様子は、私は掛け軸は拝見してないもののその他は参拝時に似たような流れだったので驚きでした。読みながら、寺院リストを作っておけばよかった…と思っていたら、巻末にまとめてありました。

  • 翡翠 さん

    著者が歩いて訪ねた場所の面白紹介、といったところか。学術的にどう、ということではない。求めていた内容とは違った。

  • tetuneco さん

    奪衣婆…女性は若さや外見の美しさに囚われるべきではないとの教え、勝手にいただきました。

  • misui さん

    地獄信仰の中でも特に奪衣婆にスポットを当て、各地の寺院を巡って自由に想像を働かせている。生と死を司り罪を量る境界の神、そこに地母神的な性格を読み取り、様々な個性がアバウトに習合されて現在に至るのではないかと考察する。サブタイトルの小野小町に関しては、地獄に通ったという小野篁の繋がりから、あるいは九相図などを通して無常観についても。いささかノリが軽くて深いところには入っていかないけど、地獄を遊ぶ楽しさは伝わってきます。

  • エチゴヤ さん

    新書で出てるから、もっと真面目に奪衣婆と地獄信仰に考察を加えている本かと思ったが、かなりの部分が妄想とツッコミ的なもので構成され、全然そんなこと無かった。でもけっこう言ってることは深い。かつての日本には(むしろ今でも!)こんなに身近に“地獄”があったとは…。とりあえず閻魔堂・十王堂を覗きたくなること請け合いの書!

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中野純

1961年、東京都生まれ。「闇」に関する著作を数多く発表しつつ、ナイトハイクや夜散歩など闇歩きガイドとしても活躍。東京造形大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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