考えるヒントで考える

中野剛志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784901998574
ISBN 10 : 4901998579
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
20cm,204p

内容詳細

気鋭の若手評論家が、日本の知性を代表する巨人・小林秀雄を手がかりに「考える」という営為を考察し、思想の歴史をたどる新しい試み。「文芸」のわくを越えて迫る「知性」の本質。

【著者紹介】
中野剛志 : 1971年神奈川県生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。2000年より3年間、英エディンバラ大学大学院に留学し政治思想を専攻。01年同大学院より優等修士号(Msc with distinction)取得。03年論文‘Theorising Economic Nationalism’がイギリス民族学会(ASEN)Nations and Nationalism Prizeを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • angelooo7 さん

    TPPの人が書いたエッセイ。ちなみにTPPは関係ない。色々矮小化し過ぎな気もする。これが若書きというやつか。 中野剛志さんがと言うわけではないけど、今でも多くの人にとってマルクスは政治的に特別みたい。プラトンや孔子のようにマルクスが読まれる時代になるといいね。

  • 墮太 さん

    面白い。

  • ドクターK(仮) さん

    学問や政治、職業などのテーマを、小林秀雄の「考えるヒント」を基盤に、福沢諭吉、伊藤仁斎、オルテガ、ウェーバーなど古今東西の思想家を辿りつつ、筆者自身のイギリス留学の経験とも絡めて論じていく内容。本書が出版された頃から、筆者はTPPへの反対論をはじめ、様々な分野で活発な言論活動を展開していくが、その思想的なルーツを知ることもできる。本書では、日常的な生活経験とそれに基づく常識感覚の重要性が繰り返し指摘されている。学問も政治も、それがなければ単なる机上の空論に過ぎないということを痛感した。

  • 有無 さん

    官僚の中野剛志氏の本。内容は、日本の知識が全てではない実践的知性、知識主義でなく経験知の話。正直、読み辛い本です。文章は平易ですが、小林秀雄、小林秀雄の考える思想家達、自分の体験、現在政治など。視点が定まらず読み辛い。

  • 7番線 さん

    学問・知性・時代・政治・職業の5つをテーマにして、小林秀雄を思想史を振り返りながら案内・解説する本。近年、論壇で注目を集めた中野さんの個人的経験を通して書かれ、彼の発言の依拠するものを垣間見れる貴重なエッセイともなっている。読みどころは沢山で、特にヒュームと福沢諭吉の部分は、興味深く読んだ。プラグマティズム=思想それ自体も行動の一種だとする実用主義。知性と行為、意識と経験、頭と体との整合に苦しみ続けるプロフェッショナルが小林秀雄であり、「知ること即ち生きること」という言葉に触れられたのが収穫だった。

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人物・団体紹介

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中野剛志

評論家。1971年生まれ。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業。エディンバラ大学大学院に留学し、2005年に博士号を取得。著書を通じて、以前よりグローバリズムについて警鐘を鳴らしつづけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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