脳科学からみた「祈り」

中野信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267018916
ISBN 10 : 426701891X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
126p;19

内容詳細

「前向きな心、感謝、人を思う祈り」が、脳を活性化し免疫力を高める。新進気鋭の脳科学者が、脳科学の見地から「祈り」という営みについて解説。より幸福な生き方をすることに役立つ1冊。

【著者紹介】
中野信子 : 医学博士/脳科学者。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻修了。フランス原子力庁サクレー研究所でのポスドク(博士研究員)経験を経て、執筆活動を開始。脳科学の基礎をふまえつつ、「人間」についての研究を深めている。旧姓、原信子(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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誰でも、何かを信じて生きています。たとえ...

投稿日:2015/01/30 (金)

誰でも、何かを信じて生きています。たとえば、階段一つ例にとってみましても、壊れないということを元に、上り下りしています。車の運転でも、車が壊れないことを前提に乗っています。  それはともかくも、微に入り細に渡って、いかに幸せになるかという視点でものを書いてみえます。もう、目からうろこが落ちたような実感であります。ありがとうございました。科学の進歩が、その宗教の持つ正当性を証明したようなものです。

desu1223 さん | 岐阜県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn さん

    ネガティブな祈りをすると脳内にストレス物質のコルチゾールが分泌され、ポジティブな祈りを行えば快感物質のドーパミン等が放出される等、「祈り」を科学で説明しており、決して気休めではないことが分かる。さらに著者は、「利他の行動」が多幸感を生むと説くが、この場合の他人には家族も含まれることに注意したい。実際、家をないがしろにして走り回り、娘にそっぽを向かれた知人がいる。

  • みゃーこ さん

    人間の幸福感、「祈り」によってもたらされる「快感」を脳科学の見地から分析。怪しい本ではありません。

  • かず さん

    祈り。個人的な願いから「宇宙が平和でありますように」なんて大きなものまでありますし、逆に誰かを貶めるような祈り(呪い)もありますが、著者は専門の脳科学をもとに、仏教(日蓮宗に依拠)にいう「利他の祈り」がどれだけ健康に良いか、ということを科学的に説明されております。「他人の幸せを願うのがなぜ自分の健康に役立つのか」というと、他人と自己が同化しているからだ、と記述されています。この感覚は、宗教的感覚を持たないと充分に理解できないかもしれませんが、類書がないので、興味のある方は是非ご一読ください。

  • breguet4194q さん

    宗教を頭ごなしに否定したり毛嫌いしたり他人ごとと思う人に読んでもらいたい一冊です。その態度が損をしていることが脳科学の立場からわかります。平易な文体で、専門的な単語も少なく、読みやすいです。

  • テツ さん

    やがて訪れる未来で自分の大切な人が幸福に満たされていますようにと祈ること。人間にしかなし得ない人間特有の行為である祈り。いわゆる利他の祈りが自分のメンタルも安定させるということ。「情けは人のためならず」ではなく、正に「祈りは人のためならず」 自分の大切な人が今この瞬間も、明日も明後日も涙することなく健やかに過ごせますように。人間の幸福はきっとそこにしか見出せない。

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中野信子

脳科学者、医学博士、認知科学者。

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