小津の汽車が走る時 続・精読 小津安二郎

中澤千磨夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865651577
ISBN 10 : 4865651578
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;19

内容詳細

「日本文学研究に燦然と耀く成果」(鷲田小彌太氏評)と絶賛された前著『精読 小津安二郎』の手法にさらに磨きをかけ小津の映像美学の核心を解読する。

目次 : 1 痙攣するデジャ・ヴュ(小津の汽車が走る時/ 大場健治と末延芳晴の小津本から/ 『淑女と髯』再読/ 『早春』―長屋のインテリ・生きる哀しみ、あるいは死んだ兵士が出来なかったこと/ 『お早よう』放屁とテレビ ほか)/ 2 小津安二郎の方へ(越えていく者たち―周防正行『シコふんじゃった。』から/ 岡田嘉子のことを考えるために『隣りの八重ちゃん』、『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』あたりから再読してみよう/ コラム)

【著者紹介】
中沢千磨夫 : 1952年、札幌市生まれ。北海道大学水産学部卒業。同大学大学院文学研究科(国文学)博士後期課程単位取得満期退学。北海道大学文学部助手などを経て、北海道武蔵女子短期大学教授。全国小津安二郎ネットワーク会長。児童文学ファンタジー大賞選考委員。専門は日本近代文学、映像詩学、現代文化論、考現学。数次にわたり、中国大陸で小津安二郎・山中貞雄の戦跡調査を敢行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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