神様の定食屋 双葉文庫

中村颯希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575520125
ISBN 10 : 4575520128
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
302p;15

内容詳細

両親を事故で失った高坂哲史は、妹とともに定食屋「てしをや」を継ぐことに。ところが料理ができない哲史は、妹に罵られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「いっそ誰かに体を乗っ取ってもらって、料理を教えてほしい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様が現れて、魂を憑依させられてしまった。料理には誰かの想いがこもっていることを実感する、読んで心が温まる一冊。

【著者紹介】
中村颯希 : 2016年、『無欲の聖女』(主婦の友社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    タイトルから、いろいろな神様が定食屋に食べに来るものだと思ってたら違った(笑)。両親の遺した定食屋を兄妹で継ぐことになった兄の哲史は料理の素人。妹の志穂の足を引っ張るばかり。そんな兄が、神様と出会い利害一致?で、料理の腕を上げることになるのだけど、その過程が面白く、その神様が、どこかすっとぼけてていい。もし、この作品を読む時は、美味しそうな料理が出てくるので、絶対に空腹時には読まないでください。それと、もう一点。美味しい料理に加えて、“思わず涙ぽろぽろ”というサービスが隠れメニューとして用意されてます。

  • ちくわ さん

    最近ずっと漱石を読んでいたので味変で読む…懐石料理⇒マクド級の強烈な味変だった(笑)。ファンタジー感強めの憑依モノという好き嫌いが分かれそうな設定だが、調理や食事の様子がダイナミックに描かれており、ハートフルな部分を差っ引いても臨場感溢れた素敵な小説だと思えた。大好きなウイスキーで例えるならば…重厚な純文学をマッカランとすると、本作はバランタイン ファイネスト! フルーティ&ライトな口当たりで飲み易いが、決して安っぽくはない。日常にちょっと疲れた時、寝る前に少しずつ読む事でほんのり幸せになれた一冊でした。

  • ムーミン さん

    サイン本キャンペーンに当選していただいた本です。ありがとうございました。この定食屋さんに行きたくなりましたし、自分で調理してみたくもなりました。兄姉の会話、神様との会話、お客さんとのやりとりもリズム良く、笑いと涙、どちらも体験できるお奨め作品です。

  • はにこ さん

    こういう軽めのものを読みたかったのでピッタリだった。この世に未練を残した料理できる人が哲史に乗り移る。そして死者の想いを上手く伝えていく。神様の定食屋というより、霊の定食屋か?妹の志保があんまり好きになれなかったけど、気楽に読めて楽しめた。

  • 瀬谷 さん

    これはナイス飯テロ。話ごとにするっと読めるしちょっといい話で読後感も良い。 作者の別作品(無欲の聖女)が好きで読んでみたがこちらも好みだったので、今後も応援していきたい。

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中村颯希

2016年、『無欲の聖女』(主婦の友インフォス社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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