若手歌舞伎

中村達史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788060203
ISBN 10 : 4788060205
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
162p;20

内容詳細

これからの歌舞伎の担い手たち。真摯に「歌舞伎」に立ち向かう若き歌舞伎評論家の誕生。

目次 : 第1章 役者論(市川染五郎―高麗屋の遺伝子/ 尾上松緑―二つの課題とその先の可能性/ 市川猿之助―澤潟屋の精神/ 尾上菊之助―両性具有的な魅力 ほか)/ 第2章 劇評抄(吉右衛門の熊谷/ 当代の『新薄雪』/ 玉三郎のお三輪/ 雀右衛門襲名の『金閣寺』 ほか)

【著者紹介】
中村達史 : 1986年11月15日生。歌舞伎学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shellgai さん

    著者のデビュー作。前半の若手役者論は、特にその役者の良くないところ、改善点を指摘した内容が全くその通りというものばかり。特に海老蔵については非常に同意。後半の劇評に関しては、実際に上演されている月に読んでみたかった。今後、新聞劇評などに登場するのが楽しみ。

  • ムツモ さん

    私が歌舞伎をたくさん見ているとはまだ言えないので、ふむふむ…と拝読。役者さんそれぞれ体格、顔、考え方など様々だろうに、型に沿った演技をするって結構大変で凄いことでは。

  • garyou さん

    昔の「演劇界」の劇評などを読むと「かくかくしかじかの所作はこの役の性根と違う」などという話が出てくる。自分が芝居を見るようになってからの劇評ではあまり見たことのない指摘で「最近の劇評家はそういう見方はしないのかなあ」と思っていた。どうやらそうではないらしいことがこの本の「跋」に述べられている。若手役者の評、近年上演された芝居の評が多く、読んでいて思い出しやすいところが大変いい。想定読書層もまちつと若い層を狙うとなおよかったかと思うが、若い層は劇評など読まないとの判断だろうか。

  • 抱月 さん

    大変興味深く拝読しました。頷ける部分もあれば、首を傾げる部分もあり――それは私があまり、技巧や伝統保持的な視点から芝居を観ていないのが理由で――、さておき何とはなしに感じたのは、劇評のうちで著者自身の言葉となっているものはどれだけあるのだろう、ということ。唯の感覚にしか過ぎないのですが、いまは未だ、先達の言葉や感覚に頼られる部分が大きいのだろうと感じたのです。とはいえ未だお若く、これからの方。今後の劇評にも期待しています。

  • ava さん

    悪書。コクーン歌舞伎の否定、松也を家柄で差別する等、天野道映並みの貧しい後向きさ。古典は後向きではないという勘三郎の命懸けのメッセージを感じとれない人が劇評家を名乗る資格無し。最大の問題点は、師匠和角氏のコピーであり、内容の多くが氏のブログと重複していること。劇評に型とは笑止千万。また、記述が不正確で誤りがある。命懸けで舞台に上がっている役者に文句を言うなら、せめて事実は正確を期すのが最低限の礼儀では。役者の心性にまで踏み込んでいるが、人間の捉え方が、薄っぺらく画一的。まず人間とは何かを学ぶことを勧める。

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中村達史

1986年11月15日生。歌舞伎学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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