日本語人生百景 エッセイの名言

中村明 (国語学者)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791775576
ISBN 10 : 4791775570
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;20

内容詳細

名随筆に魅せられて。

目次 : 幾千万代の記憶 小泉八雲/ 背後の影を顧みる 森〓外/ 縁側に一眠り 夏目漱石/ 真っ白な豪気な歯で臑骨をガリガリ 幸田露伴/ 三分の茶気と二分の皮肉 内田魯庵/ 頽廃の空気が書冊の香いに交って 島村抱月/ 雲か煙か、晴天に怪物が出現 岡本綺堂/ 豆府と言文一致 泉鏡花/ 月影を浴び花影を印する万古の雪 小島烏水/ 一、二杯の霜消し 高浜虚子/ 永い忘却、天涯万里の漂遊 柳田国男/ 良心のある鼠 薄田泣菫/ 命日が誕生日 窪田空穂/ 先生が海老を残したら 寺田寅彦/ 生地のままの巨人 与謝野晶子/ 一生の伴侶とする樹 鏑木清方/ 蕗から巡礼の歌が 片山広子/ 知らぬ世の、知らぬ人の手に 永井荷風/ 雨の音 石原純/ 奇跡のめぐりあい 会津八一/ あんぱんが湯気をたてて 高村光太郎/ 芸術は見る瞬間 野上豊一郎/ 町端れの灯 志賀直哉/ 誰かある 佐々木邦/ 秋山微笑居士 岩本素白/ 塵芥の中から宝石を 荻原井泉水/ 天命を生かし合い 武者小路実篤/ 渓谷へ霧の如く散る 飯田蛇笏/ 情調の吐息 北原白秋/ 道を訊くなら年若い女 石川啄木/ 釣銭はいらないよ 小出楢重/ 山懐の花盛りに 折口信夫/ 才能があるのは致命的欠陥 里見/ 無神論者も酔う 岡本かの子/ よしてよ、ほんとのこと言うの 久保田万太郎/ 漱石の鼻毛が焼失 内田百/ テッペンカケタカ 日夏耿之介/ 清濁併せ呑む 広津和郎/ 文章も匂いを失う 芥川龍之介/ 輿入れしてきた花嫁さん 堀口大学/ 孤高の姿 中川一政/ 彫刻を撫でる 宮城道雄/ 木彫の鑿の切れ味 瀧井孝作/ 秋の夕陽の中で 福原麟太郎/ 愚夫と愚妻 高田保/ 血の通った安住感 林達夫/ パリのタタミイワシ 大佛次郎/ 篝火の後の闇 横光利一/ どきどきしないと損 井伏鱒二/ 二十銭で変る  宮本百合子/ 湖水の底 川端康成/ ほんとうの軽薄 石川淳/ 尾崎一雄様方 夕顔御許に 尾崎一雄/ 葡萄酒に似た液体 三好達治/ 聞いたような名 網野菊/ 天に銅板がない 中谷宇吉郎/ 切符切りでパチンと 梶井基次郎/ ささ濁り 河上徹太郎/ 人間になりつつある動物 小林秀雄/ 食事の場面は照れくさい 上林暁/ 走者が砂を払う一瞬前 サトウハチロー/ 随時小酌 林芙美子/ 家族のダンテ 草野心平/ 指が痒くても 森茉莉/ 眩しい光線がたらたらと 深田久弥/ 蕎麦がうまいからといって 木山捷平/ 遠い風景 佐多稲子/ 樹下思惟 堀辰雄/ 新調した風呂にもう一度 永井龍男/ 鏡の余白は秋の水色 幸田文/ 滅んだふるさとの花祭り 原民喜/ 古本屋の幽霊 伊藤整/ 白紙の手紙 円地文子/ 池で上下、鏡で左右 朝永振一郎/ 御大切に 坂口安吾/ 混沌に目鼻 湯川秀樹/ 神様は太っ腹 沢村貞子/ 新聞を日光消毒 大岡昇平/ 顎を上にして 吉田健一/ 欅の梢が星を掃く 串田孫一/ 白焼きは芸術品 小沼丹/ ハカナサと胡散臭さ 安岡章太郎/ 生田の山の親分さん江 庄野潤三/ 侘しい蝦蟇口 吉行淳之介/ あるのは眼前の日々 藤沢周平/ 境内に鯵焼く匂い 向田邦子/ 町は低くなった 竹西〓子/ ろうたける 青木玉/ 人間の脂 三浦哲郎/ すきまの美意識 久保田淳/ 「だから」は百万巻の御経 井上ひさし/ ほんとうのことは言わなくていい 秦恒平/ 読者は風景の中に 三木卓/ 美しくお暮し下さい 佐佐木幸鋼/ うしろ姿は寂しい 宮本輝/ 世界一寂しい人 俵万智

【著者紹介】
中村明編 : 1935年山形県鶴岡市生まれ。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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