奇跡の人びと 脳障害を乗り越えて 新潮文庫

中村尚樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101347912
ISBN 10 : 4101347913
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
16cm,341p

内容詳細

いつ、誰に起こるかもしれない脳の障害―。意識ははっきりしているのに「植物人間」と宣告された人。外見はまったく普通だが、思考力などに障害のある「高次脳機能障害」。困難な症状を抱えながらも回復を信じ、あきらめることなく懸命に治療に励む本人、家族、医療現場の人びと。“いのち”そして“こころ”とは何かを考えさせるルポルタージュ。

目次 : 第1部 知られざる現実(閉じ込められた意識―閉じ込め症候群/ 「植物状態」と宣告されて―遷延性意識障害/ 新たな脳被害の時代―交通事故と高度救命救急医療/ 外からは見えない障害―高次脳機能障害)/ 第2部 脳障害を乗り越えて(脳治療の最前線―先端医学の現在と未来/ 脳ドックの落とし穴―予防医学がもたらす悲劇/ 「奇跡の復活」を支えた男―理学療法の可能性/ 心に「私」を呼び覚ませ!―音楽運動療法の挑戦)

【著者紹介】
中村尚樹 : 1960(昭和35)年、鳥取市生まれ。九州大学法学部卒業。NHKに記者として入局し、岡山放送局ニュースデスクを最後に独立。現在はフリーランスのジャーナリストとして、世界のヒバクシャと核問題、現代医療の光と影、スペイン現代史など、多様なテーマで取材を続けている。他に九州大学大学院の非常勤講師などを経て、法政大学で「平和学」を、大妻女子大学短期大学部で「世界の中の日本」「日本語(読解)」を非常勤で担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒラP@ehon.gohon さん

    心って何だろうと、素朴に思いました。意識をなくした重度のの、遷延性意識障害、高次脳機能障害の人たちを支えているのは心なんだなと思いました。外界とコミュニケーションが再開できたとき、生きていることを実感できるのでしょうね。壮絶な本でした。

  • ベリ子 さん

    遷延性意識障害や高次脳機能障害について、もっと理解が深まるといいな。

  • てっしー さん

    重い脳の障害を乗り越え、「奇跡」を起こすには、何よりも、親が「絶対に良くなる」と信じ抜くことが、とても大切だと思った。

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中村尚樹

1960年、鳥取市生まれ。九州大学法学部卒。ジャーナリスト。法政大学社会学部非常勤講師。元NHK記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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