なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか 観客を魅了する「男役」はこうして創られる

中本千晶

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784490207491
ISBN 10 : 4490207492
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
228

内容詳細

宝塚歌劇といえば男役。10代のあどけない女の子が演じるその男役は、どのようにしてカッコ良くなっていくのか…。タカラヅカ100年の「伝統」と「変化」をたどる、男役読本。

【著者紹介】
中本千晶 : フリージャーナリスト。1967年兵庫県生まれ、山口県育ち。東京大学法学部卒業。株式会社リクルートに勤務ののち、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リノン さん

    初めて宝塚を見たのは今月上旬の超初心者の私が、まんまと魅せられて手に取った本です。宝塚はずっと興味津々だったのですがハマりそうで怖かった(゚Д゚;)あんなにキラキラした世界は他にはないと思います。舞台を見て思いましたが、みんな男役を見に来てるんだなってこと。ホントにステキだから、うっかり惚れそうになるのをなんとか理性で抑えるあの感覚!今年で103年の歴史があり、劇団の人気が衰えることなく続いているというのは大変な企業努力があることも分かります。それを支える団員のストイックな様子も、うかがえました。

  • むっちょむ さん

    けっこう読みがいがあって楽しめた。著者の宝塚愛があふれててよかった。「ビジネスの視点でみるならば、トップスターになるということは、80人の部下を持ち 1日約3000万円の売り上げに責任を持つという立場に付くということだ。職場で日々 それほどの 重責をはたし続けることができる女性が いったいどれだけいるだろうか」この部分にすごく共感。男みたいな体型を保ち続けるだけでもすごい、努力なんだと思う。あのジェンヌさんががんばってるんだから、私もがんばらにゃとほんとに思わせてくれたし。

  • 若黎 さん

    息抜き。観劇しなくなってから久しいが、当時は男役さんが格好いいと思って観てたなあ、と思い出す。そういえば、宝塚は男役さんを観ていたが、歌舞伎は女形さんを観に行ってたなあ。どちらも現実的ではなく、理想を追求したところにあるものが好きだったのかも。

  • ybhkr さん

    宝塚本強化中。荷宮和子の本でわけわからなくなっていたので、余計興味深かった。宝塚ファンのプロデュース能力は運営以上だなあ。女性のいい感じのブレインがいれば専科とかすごくよい感じに化けたかもしれないのが惜しい。大地真央と黒木瞳のペアって名前だけでもすごいな。一度ジャニーズの舞台のショーで鳳蘭さんと真琴つばささんが男装して歌うところがあったのだけど、完全に亀●くん以上の男っぷりですごいすごい!ってなったことを思い出しました。宝塚チャンネル、ファンにはたまらんでしょうなあ。他のチャンネルいらなくなりそう。

  • 蒼1228 さん

    図書館。表紙やタイトルから、もっとミーハーな本だと思っていたら、宝塚の創成期から男役・娘役の位置付けの変遷などが書かれていて興味深かった。

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人物・団体紹介

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中本千晶

山口県周南市出身。東京大学法学部卒業後、株式会社リクルート勤務を経て独立。2023年、早稲田大学大学院文学研究科にて博士(文学)学位を取得したタカラヅカ博士。舞台芸術、とりわけ宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で分析し続けている。早稲田大学非常勤講師

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