自省録 歴史法廷の被告として 新潮文庫

中曽根康弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101207810
ISBN 10 : 410120781X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
326p;16

内容詳細

首相在職日数1806日。「戦後政治の総決算」を掲げて、国鉄の分割民営化など行政改革を成し遂げ、外交では日本の存在感を発揮し、長期政権を築いた中曽根康弘。海軍での体験、若き国会議員の頃、見聞を広めた雌伏時代、そして総理大臣へ。自らの来し方を振り返り、深い思索と人生経験に培われた政治哲学を語る。首相たるもの、権力の魔性を自戒せよ。戦後政治史を体現する元総理の「遺言」。

目次 : 序章 総理大臣の資質/ 第1章 政治家が書き遺すことの意味/ 第2章 人物月旦 戦後日本の政治家たち/ 第3章 人物月旦(続) 海外の偉大な指導者たち/ 第4章 わが政権を回想する/ 第5章 これからの世界を読む/ 第6章 漂流国家、日本のゆくえ

【著者紹介】
中曽根康弘著 : 1918(大正7)年群馬県生れ。東京帝国大学法学部卒業後、内務省入省。海軍主計少佐、警視庁監察官等を経て、’47(昭和22)年衆議院議員に当選。’59年科学技術庁長官、’67年運輸大臣、’70年防衛庁長官、’72年通産大臣、’80年行政管理庁長官等を歴任し、’82(昭和57)年内閣総理大臣に就任。首相在職日数は1806日。公益財団法人世界平和研究所会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    BOOKOFFで購入。徳富蘇峰、東畑精一とか出てきた。レーガンはもとより、ゴルバチョフとの関係は興味深い。今も北方領土問題あり。政治の究極の目的は文化に奉仕するにあり、自由を尊び、宗教や学問に対して越権があってはならない(182ページ)。自分の国の伝統とか文化、共同体、国とか国家、責任義務、縦を貫く背骨(234ページ)。生涯のモットー、結縁、尊縁、随縁。縁を結んだら、縁を尊び、縁に随う(283ページ)。後日、両親のことでも本来番組で国鉄、電電公社を民営化語るが、意外にも共感できるところもあった。

  • tsukamg さん

    明晰。論理的。クール。情はあるのにそれに流されることはない。知識の幅が広い。他人の批判はするが感情に流された悪口がなく観察者としての冷静さが勝るので後味が悪くない。勉強することへの抵抗感がゼロの人。 総理には、このくらいの人になってもらわないと、倒し甲斐がないよ。 で、このように書いている。 「政治の究極の目的は文化に奉仕するにあり、自由を尊び、宗教や学問に対して越権があってはならない」 …弔意を示せって連絡したのは、どこのどいつなんだろうなあ…

  • 杜子春 さん

    記録

  • Mark X Japan さん

    最初と最後は、感情的なことが多く、さすがの著者も年を取ったせいかと思いました。しかし、今までの政治家としてなしてきたこと、そのために関係した人たちについては、筆が冴えまくっています。そのために、様々な光景が脳裡に鮮やかに浮かびました。命の限り蝉しぐれで、これからも元気に活躍してください。☆:4.0

  • nishiyan さん

    中曾根康弘元首相による回顧録。 文庫化されるまでに年月がかかったせいか、古さは否めない。 ただし同年代の政治家の人物月旦は読む価値がある。

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