基本情報
内容詳細
目次 : 1 医師主導臨床研究はなぜ必要なのか?(医師主導臨床研究の始まり/ 多施設共同臨床研究グループの設立 ほか)/ 2 医師主導臨床研究はどのような法規制のもとに実施されているか?(臨床研究統一指針/ 「臨床研究法」の制定)/ 3 医師主導臨床研究はどのような実施体制のもとで行われているか?(JCOG設立の歴史/ WJOG設立の歴史 ほか)/ 4 医師主導臨床研究の代表的な実施例(進行非小細胞肺がんに対する薬物療法にパラダイムシフトをもたらした医師主導臨床試験/ 転移・再発乳がんに対する新しい治療選択肢の導入に寄与した医師主導臨床試験)/ 5 医師主導臨床研究の課題と展望(アカデミアの根底にある基礎医学研究偏重主義/ 臨床試験に投じた資金は誰に恩恵をもたらす? ほか)/ 6 結語
【著者紹介】
中川和彦 : 1983年熊本大学医学部卒業。熊本大学、国立がんセンター、Medicine Branch、NCI、NIHを経て、97年近畿大学医学部入局、2007年より同内科学腫瘍内科部門教授。肺がん、化学療法などを専門分野とし、数多くの臨床試験を手掛ける。また、がん患者の緩和医療、患者・家族とのコミュニケーション促進による全人的がん診療の実現に努めている。NPO法人西日本がん研究機構(WJOG)理事長、NPO法人近畿がん診療推進ネットワーク理事長、日本臨床腫瘍学会副理事長、日本肺癌学会理事
福岡和也 : 1986年奈良県立医科大学卒業。90年同大学大学院医学研究科修了。肺がんのバイオマーカーに関する臨床研究で医学博士号取得。国立がんセンター(現国立がん研究センター)研究所・薬効試験部、奈良県立医科大学内科学第二講座、兵庫医科大学呼吸器内科を経て、2014年より近畿大学医学部堺病院腫瘍内科、15年より同附属病院臨床研究センターに異動し、臨床研究の統括・管理を行う。16年4月から同センター教授・副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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