端正・格調高い文章を味わう中島敦 別冊宝島

中島敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796670364
ISBN 10 : 479667036X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
350p;21

内容詳細

古代中国に材を求め、南洋の島の話をし、魂の遍歴の物語を残して夭折した、最も敬愛される作家・中島敦。そんな著者の作品から、「文字禍」「狐憑」「李陵」など、揺るぎない歴史観をもつ19篇の傑作を収録。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まえぞう さん

    南洋と私で中島敦の作品に言及があったので、該当する南洋関係の3作だけ読み返しました。中島敦と言えば、山月記、李陵、弟子、名人伝ですが、こちらの小編も興味深いものでした。

  • モート さん

    南洋の短編集が印象的。仮に同じ人であっても東アジアの環境では虎?になるが南洋では朗らかでおおらかにゆったりとなるのではないかと思わせる作品集。そうだとするならば自分から環境をできる範囲で作っていけば良い。環境設定の大切さは「やってのける」や「スタンフォード自分を変える教室」などに詳しい。

  • みにゃー さん

    だいたい面白かった。何かに取り憑かれた人たちの話。伝記風の中編はつまらなかった。何を描写して何を切るべきか、取捨選択ができていない。表現が美しいから読んでしまうがりやはり短編の方がいい。木乃伊、セトナ皇子、牛人。鮮やかにぞっとするものを含む話。

  • すがし さん

    中島の代表作を手軽に通読できる良書。中でも「山月記」「弟子」がすばらしい

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