山月記 エコトバ

中島敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784580825130
ISBN 10 : 4580825136
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
ぺぺ ,  
追加情報
:
64p;20

内容詳細

文豪×絵師、エモい絵本。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    よだかの星の意外性が面白かったので、山月記も。なんか難しい言葉の短編集、というイメージしかなかったので、手に取って仰天。これ書いた人、どこの国の人!?ていうか、これが教科書に使われていたの!?ははあ…。中国の伝説とポップなイラストとのアンバランスさに呆然としつつ、これはこれでアリかもな、と思ったり。評価が難しいけれど、正直こういう古典と現代のフュージョン企画、どんどん挑戦してほしいな。

  • きっちんきりん さん

    ちょうど内容をすっかり忘れた山月記が読みたかったので、楽しいイラストの付いたシリーズが借りられてラッキー。面白く読めました。 (能書きなしで、原文ママにイラストをつけるエコトバというシリーズのようで、気に入りました) 神話みたいで簡潔で普遍的なストーリー、キレのある漢文調の文章、切なく情景が心に残るラストシーン。 これは高校生に刺さるはずだわ、と確認できました。

  • kyonkyon さん

    エコトバシリーズの中で、一番ぶっ飛んだイラストとの組み合わせではないでしょうか。年配の方は受け付けない人もいるかもです…が、私はこれが山月記初読みです。文学少女ではなかったので。若者に古典もしくは近代文学を読んでもらいたかったら、このイラストはありかも。

  • たくさん さん

    李徴の虎さ加減はズタボロの匪賊のイメージがあるような虎だし自尊心とか羞恥心とか自己嫌悪を水から汚している感じだけれど、この李徴はめちゃキラキラしてるし恥ずかしそうな卑屈な感じはなくポジティブっぽく描かれていてこれはこれで色遣いといい暗い話を明るく教養的にとらえていい感想になるのにいいかもしれないけど、個人的にはミスマッチ感が少しある。エコトバの本は面白い試みで楽しい。どんどん出てほしいが文章に比べて値段が結構するのが悩みどころ。全部そろえたりしたいね。

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