黒い結婚 白い結婚 講談社文庫

中島京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065200360
ISBN 10 : 4065200369
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;16

内容詳細

結婚すれば、幸せになれると思ってた。ゴールだと信じて飛び込んだ結婚。そこからスタートするのは、甘い生活?辛い毎日?一筋縄ではいかない、幸不幸表裏一体、それでもなぜ人は結婚するのか?その謎に7人の作家が迫ります。黒から読むか、白から読むか、それとも交互に読むか。後味はあなた次第です。

【著者紹介】
窪美澄 : 1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」でR‐18文学賞大賞を受賞しデビュー。’11年『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞受賞、’12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞受賞

深沢潮 : 東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で女による女のためのR‐18文学賞大賞受賞。’13年『ハンサラン 愛する人びと』でデビュー(のちに『縁を結うひと』に改題し、新潮文庫)

木原音瀬 : 1995年『眠る兎』でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しく鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ

中島京子 : 1964年東京都生まれ。2003年『FUTON』でデビュー。’10年『小さいおうち』で直木賞受賞、’14年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞受賞

瀧羽麻子 : 1981年兵庫県生まれ。2007年『うさぎパン』でダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞

森美樹 : 1970年埼玉県生まれ。’95年『十六夜の行方』で講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞し、デビュー。2013年「朝凪」でR‐18文学賞読者賞受賞

成田名璃子 : 1975年青森県生まれ。2011年「やまびこのいる窓」で電撃小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mariya926 さん

    うーん。白い結婚ではもっとほのぼの系のきゅんきゅんするのが読みたかったけど、結婚は現実的なものって事ですよね。黒い結婚なんてホラーだけど、どこかにありそう。韓国の田舎なんて本当に詐欺で斡旋している人がいそうなぐらいリアリティがありました。男性に子宮移植って、羊水とかどうするんだろう??こっちはリアリティが無かったです。キュンキュンする内容を求めるなら漫画にいくしかないのかな?って最近本気で思います。ちなみに一番怖かったのは、猫でした。

  • 馨 さん

    結婚がテーマの短編集。好きな作家さんも初読み作家さんもいて、それなりに楽しめました。インパクトがあったのは男性の出産というSFチックな木原音瀬『愛の結晶』、良かったのは森美樹『ダーリンは女装家』でした。

  • キムチ27 さん

    黒と白のキーワードで「結婚ビフォーアフター」を悲喜こもごもに綴る。家庭や結果の良しあしで「黒白」に分け、面白い装丁。表裏、どちらから読んでもいいよ〜♪ 好みでは「黒」人間の性か、ブラックがお好き。「水際の金魚」〜は私好みの窪作品。「水際」というとこがみそで「水槽」に飼われたままなら幸せに終わっていたであろう彼女。社会に出ると自分で経験し、生きて、学んでいかなきゃならないんだよね。「かっぱ―ん」〜滝羽さんはお初。面白いし、この語の持つ意味がポイントとは言え、なんか語が嫌な感じ〜★「愛の」「家猫」と白の方は

  • のんちゃん さん

    女性作家陣6人によるアンソロジー。お一人だけお初の作家さん。結婚詐欺まがいの男や組織的結婚詐欺、離婚に至った自分の行いが見えない男等を扱った結婚に関する暗部を描いたパートとそうでないパートの白黒コントラストで描かれる作品集だが、白の方も決して平凡な結婚話ではない。想像の斜め上いく作品集だった。結婚とは、多分最終話で成田名璃子さんが書かれていたお話の中にある様に宿世の縁なんだろうと思う。この最終話、結婚生活高学年に差し掛かる私には身に染みた。

  • けいこ さん

    結婚に纏わる短編集。私の好みは断然黒い結婚の方で(笑)面白く読んだ、、はずなのに印象に残らず。読んでからかなり時間が経ったからかな。と思いたい。白い結婚は結末がハッピーなのが分かっている分、ひねりが少な目。でも最後の『いつか、二人で。』はそういう事なのね!という展開と、ホッコリいい話で最後がこの話で良かったなと思った。『結婚とはなんなのだろう。間に何があっても、最後に笑えたら、それがきっと答えなのだ』しばらく白い気持ちでいられそうな結末でした(笑)

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