近年の瀬尾さんによるハデなアレンジアルバムと比べれば、しっとりしたアコースティックな雰囲気で歌詞をかみしめながら聴けた。歌詞は様々な解釈ができる（深読みが楽しい？）みゆきワールド満載だ。ライブが待ち遠しい。

　物凄い名作です！ 　そして、シングルリリース時にはアルバムリリース、そしてシングル・カップリングがアルバム収録されることも予め告知されている親切さにも好感を持った。

　シングル「荒野より」カップリング「バクです」も収録されている作品。 　「オリジナル」と「夜会」のが巧い具合に収録されている逸品になっている。

壮大なドラマにふさわしい名曲です。さすが!

10月から始まるTBS系列の日曜ドラマ｢南極大陸｣の主題歌。ドラマの盛り上がりと共にオリコン首位を獲得すれば前人未到の５つの年代での首位達成！カップリング曲の｢バクです｣は前アルバム｢真夜中の動物園｣の収録予定曲から外れた作品でしょうか!?あとは２０１０年から２０１１年にかけてのツアーの映像化を期待してます!!

ときめく頃を過ぎ、告る時代前の美学。口に出しえぬ何かを理解できる方は是非聴いていただきたい。 「捨てるほどの…」の数小節を二人きりの地価倉庫で口ずさんだあの娘はしばらくして嫁いでいった。

このアルバムから、「夜会」を前面に押し出した感のあるんですが、「夜会」を観たらオリジナルとの違和感があるし、この後「WING」の２枚あたりだと、観てないと「訳解んない」みたいな感じになってくる。好き嫌いが別れるので、この企画物のレビューは当てになりません。因みにどの曲も「夜会」バージョンを聴いていても、私は”このアルバムに関しては”大丈夫でした。

３年振りのオリジナルアルバム。この発売までの企画アルバムに微妙な違和感を覚えていただけに、待ちに待った甲斐がありました。いや、近年にない出色の出来かと思います。ＣＤの帯にも書いてある「懐かしいのに、アクレッシヴ。繊細なのに、プリミティヴ」。全くその通り！ファンでなくても是非聴いて欲しい、心に沁みいる１枚です。

ドラムスティックのチッ・チ・チッ・チで自然とリズムとっちゃう、歌旅ー2007の師匠・みゆきコンビはまさに歌旅仕上げの一区切り。いつもどこかで「旅」鳴らしているあたしのＭ−作中に、今回の「動物園」が加わりそう。詞も音も、しょっぱなから溢れかえって横揺れている、待ってましたのみゆきワールド。実験から帰ったようです。かわいいね・・年をとるのは素敵なことです。よい年の瀬が迎えられそう、3年ぶりに。。。

昨年、赤坂サカスで初めて体験した夜会。みゆきワールドに浸った夢心地から覚めると、記憶の中の今晩屋は浮遊したまま脳の襞で捕えることができません。目に焼きついているのは、法被を脱いだ美しいみゆきさんの最後のお姿だけ。今晩屋の一瞬一瞬をあらためて脳に刻み込むためにＤＶＤは欠かせないのです。発売をお待ち申し上げます。