Pythonで動かしながら学ぶ コンピュータネットワーク KS情報科学専門書

中山悠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065402092
ISBN 10 : 4065402093
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
中山悠 ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細


★さあ、基本を徹底的に体感しよう!★

著者が独自開発したシミュレータを使って、コンピュータネットワークの挙動をPythonで学ぼう!
スイッチング、ルーティング、TCPのハンドシェイク、輻輳制御、TLSハンドシェイクが、この一冊でわかる!

本書の特徴は大きく3つあります。

1. Pythonで動かしながら学べる
OSI参照モデルやTCP/IPといった基盤技術を、単なる文章の解説ではなく、提示されたサンプルをベースに自らコーディングしながら学びます。ノードやリンク、パケットなどのクラスを自分で拡張するうちに、プロトコルの仕組みや挙動を体感できます。

2. シンプルなシミュレータだから、理解しやすい
既存の高機能シミュレータは便利な反面、設定の複雑さやライセンス費用が初学者には障壁でした。そこで、機能を絞り、極力シンプルな設計とすることで、初学者にも理解しやすいシミュレータを開発しました。ノード、リンク、パケットという3つのクラスを軸に、スイッチング、ルーティング、TCPのハンドシェイク、輻輳制御、さらにはTLSハンドシェイクまで段階的に追加していきます。

3. 学習環境の整備が簡単
Google Colabを利用するので、ブラウザさえあればOSの違いを意識せずに学習を始められます。もちろん、複数台の物理デバイスや複雑なネットワーク設定も必要ありません。

【主な内容】
0章 ネットワークの基礎知識
1章 コンピュータネットワークの基本要素
2章 ネットワークと時間
3章 スイッチとMACアドレス
4章 MACアドレス学習とループ回避
5章 IPパケットとフラグメント
6章 ルーティングプロトコル
7章 レイヤとカプセル化
8章 アドレスの問い合わせ
9章 IPアドレスの配布と変換
10章 コネクションと信頼性
11章 確認応答と再送制御
12章 輻輳とウィンドウ制御
13章 待ち行列と通信品質
14章 アプリケーションとデータ転送
15章 暗号化と鍵交換

【著者紹介】
中山悠 : 2008年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。同年日本電信電話株式会社入社。2018年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。2019年より、東京農工大学工学研究院准教授。モバイルコンピューティング、低遅延ネットワーク、IoTなどの研究に取り組む。特定非営利活動法人neko 9 Laboratories理事長。2022年より株式会社Flyby代表取締役、2024年より株式会社UMINeCo代表取締役も兼務し、大学発技術の社会実装に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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