連続殺人鬼カエル男ふたたび 宝島社文庫

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800293527
ISBN 10 : 4800293529
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
479p;16

内容詳細

研究第一の理系女子が帰ってきた! 留学帰りの研究者・友永久理子と同棲を始めた保険調査員の江崎は、結婚に向けて着々と準備を進めていくが、二人の生活には様々な問題が……。
一方、江崎の勤める保険調査会社《懇誠リサーチ》が受ける依頼は、相変わらず厄介なものばかり。
果たしてその死亡事故は偶然か他殺か。頭を悩ませる江崎は、久理子に相談を持ちかける。リケジョ探偵が科学を駆使し、「死」にまつわる謎を鮮やかに解く!

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、2010年デビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆刑法39条をテーマとした『カエル男』の続編。前作から10カ月後、精神科医・御前崎の自宅が爆破される。原形をとどめない遺体と共に発見されたのは、かつて日本中を震撼させた稚拙な犯行声明文だった…。心神喪失者の責任能力というセンシティブな問題を扱いつつ、著者特有のどんでん返しも味わえる社会派ミステリ。前作読了から2年近いブランクが空いてしまったが、お陰で御子柴・朝倉らとの邂逅という中山ワールドの奥行も感じることができた。「渡瀬さん、助けに来るの遅いよ」とツッコんだのは自分だけではないはず。

  • いつでも母さん さん

    前作を読んだのはずーっとずーっと前で、気持ち悪かった印象。なので、続編が出ても絶対に読まないと決めていた…なのに何故か今頃手にしてしまった感(汗)あぁ、あれから色んなジャンルの作品と出会い、この文庫本をすんなりと読めてしまう私になってしまっている現実が恐ろしいが(笑)まぁその…なんだ…みたびを期待してしまう私になっているのだ。だってやっぱりラスト一行でさゆりのそれからが知りたくなるってもんだ!

  • れみ さん

    カエル男による連続殺人から約10カ月。精神科医・御前崎教授の自宅が爆破され、粉砕・炭化した死体と犯行声明文が発見されるところから始まる、ふたたびの悪夢。いや…ほんとに…前回もなかなかエグかったけど、今回の“破砕する”の描写のあまりにも容赦ない感じが衝撃すぎて一旦読むのを休んでしまった。そして、分かってたはずなのに普通に騙されてしまった。そうじゃないかっていう疑いは一度は持ったけど、分かってしまえば分かりやすいヒントもあったのに騙されてしまった。悔しいけど騙されてびっくりするのも楽しみということで。

  • KAZOO さん

    このシリーズの前の本がいきなりすごい展開でしたが今回もやはりスタートがすごいと感じました。39条問題やマスコミの対応などで私が思っていることを書いてくれているので読んでいてサラッと理解できています。いろいろ事件は起こって作者がうまくレッドヘリング(赤い鰊)を使って最後まで読者の興味をそらさない書き方はうまいと感じました。語り手の刑事をを狂言回しにしてその上司が非常にやり手で切れるということがよくわかりました。最後のほうを読むとこの続きがさらにあるのでしょうか?気になります。

  • のり さん

    悪夢の再現。世の中を震撼させたカエル男が再び恐怖を撒き散らす。凄惨な殺害方法と、50音順の被害者。前回死の淵まで追い詰められた「古手川」の微妙な成長と、流石の「渡瀬」が犯人を追う。法を歪める者、偽る姿が醜い。この流れでカエル男三度が読みたい。

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人物・団体紹介

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中山七里

1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2010年にデビュー。映像化作品も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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