人面島 小学館文庫

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094074116
ISBN 10 : 4094074112
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
追加情報
:
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内容詳細

相続鑑定士である三津木六兵の肩には、ジンさんという人面瘡が取り憑いている。ある日、六兵が派遣されたのは長崎にある島、通称「人面島」。村長の鴇川行平が死亡したため、財産の鑑定を行うのだ。相続人である匠太郎と範次郎兄弟は女性をめぐる因縁があり、今もいがみ合う仲。さらにそれぞれのバックに島の権力者がつき、一触即発の様相だ。そんななか、島の宮司の継承式が行われた。しかしその最中、匠太郎は密室で死体となって発見され…。毒舌人面瘡のジンさん&ポンコツ相続鑑定士ヒョーロクが、隠れキリシタンの財宝が眠るという島で密室殺人に挑む!

【著者紹介】
中山七里 : 1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第八回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カブ さん

    相続鑑定士・三津木六兵が、長崎の離島「人面島」(通称)の村長が死亡し財産の鑑定を行うために島に派遣され、事件に巻き込まれる。三津木の肩にはジンさんという人面瘡が取り憑いている。前作があるのを知らなかったので、ジンさんの存在に戸惑ったが、離島、閉鎖的な親族間の殺人事件など横溝正史を彷彿させる展開が面白かった。

  • キナコ さん

    シリーズ2巻。孤島での財産争いがメイン。腹違いの子どもたちを巡っての争い。田舎だからこそ権力への執着や格差があるんだろうけど、子どもにとっては関係ないのにね。相変わらずジンさんと六兵とのテンポの良いやりとりが魅力的な作品。結局今回も主人公にある人面瘡についてはハッキリせず。ただ今までにない探偵役として今後も応援はしたい。

  • 金吾 さん

    隠れキリシタンの島での相続争いという設定は良かったです。また読みやすさも中山さんらしかったです。

  • tosca さん

    肩に人面瘡を持つ主人公が人面瘡を「ジンさん」呼び、相棒として謎に挑むという設定で少し引いてしまったが、隠れキリシタンの島、隠された財宝、ドロドロとした人間関係の旧家、密室殺人などを現代を舞台にして横溝正史風のミステリにして、しかも面白く読ませるのはさすが。自分の好みとはいささか合わなかったので、まあまあな感じ

  • タルシル📖ヨムノスキー さん

    相続鑑定士の三津木六兵と相棒の人面瘡・ジンさんによる古典的ないわゆる2時間ドラマテイスト満載の物語の第2弾。今回の舞台は長崎にある孤島、通称「人面島」で起きた遺産相続に端を発する殺人事件を、兵六&ジンコンビ(?)が解決していく話。もちろん中山さんは意識したんだろうし、もしかしたら出版社のリクエストがあったのかもしれませんが、このシリーズはなんだかどこかで聞いたようなシチュエーション満載で、読んでいて「あーそうそう、こんな感じ」って気分にさせられます。もしや毒島刑事同様、ジンさんも中山さんの分身なのでは?

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人物・団体紹介

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中山七里

1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2010年にデビュー。映像化作品も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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