ドクター・デスの遺産

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041039977
ISBN 10 : 4041039975
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
293p;20

内容詳細

安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁vs闇の医師=極限の頭脳戦が幕を開ける。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。同作は映画化されベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美紀ちゃん さん

    高千穂明日香と犬養隼人のコンビ。 あぁ、〈国境なき医師団〉なのね。なるほど。 万人に平等の医療を。万人に死の権利を。 法を護って、最後の死の一瞬まで痛みに苦しみ抜くのを見守るのか?法に背を向けてでも痛みを楽にさせたいのか?安楽死は許せない。でもそれは考え方の違い。家族を死なせたくないのも、苦しませたくないのも、根は同じ思いやり。映画を劇場に見に行く。テーマソングが[ALEXANDROS]だから💕楽しみだなぁ!#ニコカド2020

  • しんたろー さん

    詳細を忘れてしまった『切り裂きジャックの告白』以来数年ぶりの犬養シリーズなので(ゲスト出演的な作品は除く)彼に人としての魅力を感じなかったのが残念な点。渡瀬、岬、御子柴らのような特異な強さと危うい脆さが同居した人物が好きなので、彼が普通に感じてしまう。でも、内容は安楽死の現状を判り易く真剣に取り上げていて、深く考えさせられた…特に「死ぬ権利」という言葉が強く印象に残る。ミステリとしても「どんでん返しの帝王」らしく巧みな構成と仕掛けで飽きることなく楽しませてくれた。やはり、シリーズの前3作を読まなくては!

  • うっちー さん

    安楽死に明解はありません

  • fwhd8325 さん

    またまた振り回されました。私の中で、二転三転です。とても楽しみました。楽しむだけではなく、この物語のテーマは、深刻です。真剣に考えなければいけないと思います。そうしたことを考えると、犯罪にも様々な背景を感じます。そして、法律にも限界を感じます。中山さんの小説は「正義とは」を考えさせてくれます。

  • れみ さん

    子どものいたずら電話かと思われた110番通報からドクター・デスと名乗る人物による事件が発覚する…というお話。今回のテーマは安楽死の是非。身近な人でいうと父方の曽祖母や祖父とか母方の祖父母はそれぞれに老いや病の悪化を理由に少しずつ積極的な延命治療をしない形になって亡くなった、この本の中に出てくる言葉を借りるなら「消極的安楽死」。積極的な安楽死が違法だからするべきではないという正論と、本人や家族の納得ずくなら本人の死ぬ権利を認めたいという感情。このふたつの間で事件を捜査する犬養や明日香とともに揺れつつ読んだ。

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中山七里

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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